谷川連峰主脈縦走【日帰り】 2014/6/21 視界良好の前半戦、後半戦では上空に深刻な雷雨が発生!
谷川連峰主脈縦走【日帰り】~時空を超えて、ゆうやけハイカーにキャッチアップシリーズ~
①トマノ耳1,963m②オジカ沢ノ頭1,840m③小障子ノ頭1,730m④大障子ノ頭1,800m⑤万太郎山1,954m⑥エビス大黒ノ頭1,888m⑦仙ノ倉山2,026m⑧平標山1,983m
本年1発目の目標として掲げていた「谷川連峰主脈縦走」を日帰りで決行する為、夏至近辺の日が長い時期を狙って臨戦体制を整えておりました。
縦走前日、仕事関係の研修時から休憩時間を利用して、てんくらサイトやらウェザーニュースと格闘しておりました。
縦走当日となり、予報では曇り主体で午後後半から雨マーク、稜線上のガスガスは覚悟の上でした。とりあえず、歩いたことのない主脈路でのアップダウンの感覚を掴む目的で、計画を立てていきます。
仮眠3時間からAM1時自宅を出発します。
途中、天候の安定感のある甲武信ヶ岳方面へのシフトも検討してみましたが、やはり土合橋まで行くだけ行ってみて考える作戦で強行しました。
土合橋なら遅くても3時半出発で考えていましたが、優柔不断な性格から4時15分発と出だしが遅れます。
約9カ月ぶりの西黒尾根はガスガスの曇り主体ではなく、薄日の射すやや薄曇りの中での登山となり、視界も期待できる状況でした。
しかしながら、樹林帯は湿度が高く、汗を噴き出しながら積載ドリンク5L中、1.5Lを消費してしまいます。
岩場では日帰り馬蹄形を時計廻りで消化予定のスーパーレディが現れ、あっと言う間に姿が見えなくなります。
西黒尾根からは谷川岳、薄い馬蹄形ライン、天神尾根の視界が利いておりました。
トマの耳到達後、肩の小屋に移動して、未踏の山域谷川岳~仙ノ倉山間に初めて入ります。
未知の体験からワクワクした気持ちが高ぶり、同時にガスが抜けて視界良好な状態に変わっていきます。
諦めていた主脈路に視界が発生しただけでも大満足でした。
しかし、後半戦に史上最大級のビビル大木モードを味わう事態が待ち構えておりました・・・・。
レポ作成の原動力になりますので、下記1発ランクアップのため、宜しくお願いします。
土合橋駐車場(4:15)⇒西黒尾根登山口(4:33)⇒ラクダのコル(6:29)⇒トマノ耳(7:34-7:51)⇒肩の小屋(7:55-8:00)⇒オジカ沢ノ頭(8:48-8:55)⇒小障子ノ頭(9:26)⇒大障子ノ頭(10:06)⇒万太郎山(10:53~:11:04)⇒毛渡乗越(11:48)⇒エビス大黒ノ頭(12:57~13:01)⇒エビス大黒避難小屋(緊急避難13:18-13:32)⇒仙ノ倉山(13:57)⇒平標山(14:43)⇒平標山の家(15:21)⇒平標登山口バス停(16:50)⇒(17:15乗車)⇒越後湯沢駅(17:56分乗車)⇒土合駅⇒土合橋駐車場(車回収)
※雷待機時間含
※歩行距離:25.6㎞ 行程タイム:12h35m 累積高低差(上り)2,528m(下り)2,232m
(注):行程時間は個人のペースで歩いたり、自然観察をしている為、またその日の登山道のコンディション・適度な休憩・アクシデント・渋滞等発生により、あまり参考にはなりません。
自宅をAM1時過ぎに出発し、一時寄居Pで甲武信ヶ岳に行き先を変更するか一人ミーティングを行っていました。直前まで天候に悩んでいた為、結果予定時刻よりも1時間遅れて土合橋Pに到着です。ザックにはランダムドリンク5Lを積載し、まずは西黒尾根登山口に向かいます。谷川岳ベースプラザのRWは6月27日まで点検等の運休により閑散としていました。
車道歩きを終えて、西黒尾根登山口よりゆっくりと登り込んでいきます。樹林帯は湿度が高く、勾配の厳しい西黒尾根ではすぐに汗が噴き出していきます。間もなく、ゆうやけシンボルスチールタワーを難なく通過していきます。
私的にシンボルとなっている馴染みの道標も通過していきます。日本三大急登の一つ西黒尾根の樹林帯の登り込みですが、私的には白毛門の急登の方が厳しく感じます。
やがて森林限界に脱していくと、タニウツギが咲いていました。
早速現れた鎖場にてお決まりの鎖掴みポーズ!右手にはマチガ沢が見えています。
眼下には谷川ベースプラザ、正面にはドッシリと聳える双耳峰「谷川岳」の視界が利いています。
再びツルツル蛇紋岩での鎖場登攀をクリアしながら、ガスに浮かぶ白毛門・笠ヶ岳・朝日岳の山塊を捉えます。
ラクダの背から眺めた「谷川岳」、薄日が射している状態なので、日焼け止めを露出している部位に塗り込んでいきます。
谷川岳に至る豪快な稜線を暫し眺めて、再度気合いを入れ込みます。
荒々しく見えるマチガ沢方面
天神尾根(左)、RW山頂駅の天神平(右)
タチツボスミレ?(左)、ナエバキスミレ(右)
ガスで視界が薄くなっている馬蹄形ラインを眺めながらラクダのコルに到達です。ここで写真を撮っていると背後から華麗なるスーパーレディが登場してきます。透かさずどちらまで?と第一声を掛けてみると、なんと!日帰り馬蹄形縦走とのことでした。こちらは主脈縦走を予定している旨を伝えてから、天候などの話をした後に「頑張りましょうね!」とスーパーレディに元気づけられます。その華麗なる姿は、まるで登山界の御蝶夫人的存在に思えました。なぜかその姿から溢れ出すフェロモンの香りに誘われて、よぉ~し!今日は俺も馬蹄形に変更だぁ!と一時的な気合いが入ります。
しかしながら、馬蹄形スーパーレディは、切れも良くかなりスピーディな速さで登り込んでいきます。見る見る内に姿が小さくなっていくに連れて、誘い込まれたフェロモンの香りも濃度が薄まりかけて、ふと我に返ります。あのペースならば10時間周回レベルだらうなぁ~。無理っす!当初の予定通り主脈縦走の突破に向かいます。
※後に、馬蹄形スーパーレディはヤマレコハイカーと判明し、なんと!8時間15分の驚愕なタイムで、馬蹄形周回ルートの行程を終えていました。
フェロモンの香りに現を抜かす間もなく、我に返らされた私は、高山植物の撮影に注力していきます。ホソバヒナウスユキソウ(左)、ハクサンコザクラ?ユキワリソウかな(右)
3発目の鎖場登攀をしながら、登り込んできた尾根を振り返ります。
まだガスガス気味の馬蹄形ラインでしたが、谷川岳周辺にはガスは無く、視界良好です。
高山植物が低い標高から見られるメリットはありますが、谷川岳のツルツル蛇紋岩(じゃもんがん)には要注意です。喰らい付きながら登り込んでいきます。え?いぢゃもんはもう付けないのかって?もう十分蛇紋岩には付けてきましたから慣れっこですわ。
氷河の跡周辺には、シラネアオイが咲いています。
ミヤマキンポウゲ(左)、イワカガミ(右)
マチガ沢の雪渓、奥の一ノ倉側の絶景を堪能しながら高度を稼ぎます。
トマの耳の直下には長めの雪田があり、キックステップ気味に登り込んでいきます。いよいよ、トマの耳へアタック体制に入ります。
ガスに覆われている谷川主脈方面、肩の小屋と位置を確認していきます。
まずは主脈縦走1峰目のトマの耳にアタック!トマの耳より視界の開けているオキの耳~一ノ倉岳~茂倉岳を望んでいきます。
白毛門~笠ヶ岳~朝日岳の薄い馬蹄形ラインを確認してから、トマの耳に向けてスニッカーズを美味しく頂きます!
ガス猛散型の変型バックダブルバイを決め込むと、主脈方面のガス猛散に効果が現れる??
肩の小屋では管理人らしきオヤジが作業をされています。肩の小屋前から主脈縦走路に入ります。
万太郎山まで6.5㎞。いい感じで視界が開けてきています。
正面に見えているピークはオジカ沢ノ頭
肩の小屋直下は高山植物の宝庫です。ハクサンイチゲ(左)、ヨツバシオガマ(右)
一ノ倉岳~茂倉岳の稜線は、縦走中にガスに掛かることはありませんでした。大障子ノ頭の先に見えている山は万太郎山。
下を見ると吸い込まれそうになる空間から目を移して、まずはオジカ沢ノ頭を目指して歩いていきます。
中ゴー尾根との分岐を通過していきます。ガスガスモードを想定していたので、ここまで視界が開けているだけで充分満足でした。
谷川岳から歩いて来た稜線を振り返ります。マツダランプの道標には、肩の小屋より1000mの記載があります。確か仙ノ倉山の先にあるマツダランプには10500mと記載があったはず・・・まだまだ先の道程は長いです。
稜線上ではガスの流れが著しくなります。そして小ピークを廻り込んでいきます。
鎖場が現れますが、谷川岳~平標山間の鎖場はこの場所のみです。ここまで意外にもアップダウンの数があったので、スタミナの配分を計算に入れてませんでした。
オジカ沢ノ頭に到達です。ここまで来たからには確実に主脈突破を地鶏で宣告していきます。しかしながら、後半戦にアドレナリン大放出のデスゾーン体験をすることになります。
ここから鞍部までは下り主体となっていきます。縦走路ではない俎嵓山稜を横目に下っていきます。
オジカ沢ノ頭避難小屋に立ち寄ってみます。内部を覗くと4人程度のキャパシティの小屋ですね。とても泊まる気にはなれません。
鞍部まで結構な距離を下っていきます。この辺りで吾作新道~谷川岳経由~茂倉新道コースを歩く予定の新潟在住のハイカーと話をします。万太郎山方面の情報を頂いたこのハイカーも後にヤマレコハイカーだったことを知ります。
アカモノ(左)、振り返ってオジカ沢ノ頭を捉えます。
小障子ノ頭に到達です。そのまま次のピークの大障子ノ頭に向かいます。
稜線を歩きながら大障子避難小屋が見えてきました。右手には関越トンネルの空気孔も見えます。
大障子避難小屋を見学がてら覗いて見ることにします。避難小屋内部のキャパは7~8人程度 、主脈縦走路の稜線上にある避難小屋では最も規模が大きい小屋です。しかしながら、泊まる気にはなれねぇ~。
的確に登り込んでから大障子ノ頭にアタックを決め込みます。
再び鞍部まで下ります。途中、滑り易い危険な箇所がありますので、通行には要注意です。
ハクサンイチゲ(左)、ミヤマキンバイ(右)
鞍部より万太郎山を望みます。そのまま歩きながら、雄大な万太郎山を正面に捉えて距離を詰めていきます。
ツマトリソウ(左)、ミツバオウレン(右)
万太郎山への登り込みが結構厳しく感じます。踏ん張りを効かせて万太郎山にアタック!を決め込みます。
一先ず、ピークで地鶏バックダブルバイを決め込みます。次に向かう縦走路を一望していきます。
薮漕ぎチックなルートに入ります。後半戦最大級の高低差で待ち構える、エビス大黒の頭と仙ノ倉山のコンビを薄い視界の中で捉えていきます。
越路避難小屋を視察がてら覗いてみます。小屋内部の状況とキャパは5人程度がいいところですね。
エビス大黒の頭と仙ノ倉山を眺めながら急激に標高を下げていきます。
主脈縦走路最低鞍部の毛渡乗越(標高1568m)まで下り、その後穏かにアップダウンを繰り返しながら進んでいきます。
エビス大黒ノ頭まで単純高低差約320mを登り返していきます。登り込みながら段々疲労の影響か脚部に異変が生じてきていました。
休みながら登り、徐々に標高差を詰めていきます。そして、エビス大黒ノ頭に果敢にアタック!山頂には小虫が多く発生しています。大きな口を開けないように気をつけます。
万太郎山からのアップダウンを振り返ります。ここが後半戦の核心部でしょうか。
仙ノ倉山の鞍部に向かう途中、稜線上に急激なガスが著しい流れとともに冷風を感じながら発生してきます。間もなく雷鳴が・・・。遠方の雷鳴や少し外れた場所の雷鳴ではなく、なんと!凄いことにピンポイントの真上~仙ノ倉山周辺に掛けての雷鳴が発生です!これは穏かではない。すぐにポツポツと雨が降り出してきます。
ガスの中でのニア・ザ・サンダーは想定外。メンタルが史上最大級のビビル大木モードに変換されていきます。確か、この先に避難小屋があったはずだ・・・。しかし早足で歩いても中々現れない・・・焦ります。その間にも真上の上空に雷鳴がゴロゴロと轟音を響かせています。普段走ったことのない勾配を自分でも信じられないくらいのスピードで必死に駆け上っていきます。
あったぁ!エビス大黒避難小屋がやっと現れて、必死に逃げ込みます。中に入った瞬間、いきなりキタァアアアアア!!!両脚太もも攣ったぁ!普段慣れない走り込みを必死にやったからなのか?疲弊した太ももに追い撃ちを掛けて、脚部が完全に硬直状態となります。小屋内部でもピンチに陥ります。誰かぁ・・・攣った脚にアリキックやってくれぇ~!!暫く避難小屋内で待機を余儀なくされます。
暫く脚部の攣りと格闘後、雷鳴が聞こえなくなり、恐る恐る小屋の扉を開放していきます。雷鳴は収まったようだな。最終バスの時刻が気になり、避難小屋を飛び出して、仙ノ倉山を登り込んでいきます。
登り込んでいる途中、またゴロゴロと上空で雷鳴が聞こえてきました。シングルステッキを活用して、攣った大腿部に負荷を分散させながら踏ん張りを効かせていると、今度は左脚の脹脛まで攣ってきました。アウトなら平標山の家の素泊まりを覚悟していきます。かなりの時間を掛けて必死にピークハントを目指します。というか、いやでもピークハントしないと逃げれない状況です。
仙ノ倉山ピークハント後、すぐに平標山に向かいます。
暫く無心で整備された階段歩きを消化していくと、雷鳴も収まりちょっとメンタルに余裕が出てきました。心折れてないっすよ~、全然折れてないっす!(笑)雨に打たれたハクサンコザクラを撮影していると、ガスが切れてきました。
仙ノ倉山~平標山間は高山植物の宝庫です。先週に引き続き、2週連続の平標山にアタックです。
こんな状況下でも前方に歩いていたハイカーが見えていましたけど、山頂は貸切状態です。天候は一時的な小康状態のようで、先程までいた仙ノ倉山には僅かながら晴れ間が見えています。
松手山経由での下山を考えておりましたが、水分の残量が残り500mlを切ろうとしていました。水欠回避を優先して、とりあえず湧水確保の目的で平標山ノ家方面の長い階段を下っていきます。下っている途中、またまた本降りの雨が降ってきます。平標山ノ家に到達し、500ml分の湧水を補給していきます。明日の予報はあまり良くない天候にも関らず、意外にもテン泊ハイカーが結構いました。
樹林帯下りでは、攣った脚部に影響はあまり無かったので、滑らないように気を付けながらチャッチャカ下っていきます。長い下りから林道に合流して、暫く平坦歩きを消化していきます。
一旦、平標登山口駐車場に立ち寄り、自販機でコカコーラゼロを美味しく頂きます。平標登山口バス停に移動すると、後から来た20代っぽい山ガール3人組と話をしていきます。谷川岳から歩いて来た旨話しをすると大変驚いていた様子でした。私の疲弊した顔を無理矢理営業スマイルに変換しましたが、正直脚部は立っていることで精一杯のズタズタな状態でした。
平標山登山口BSは、17時15分着の予定が雨の影響なのか?3分程度遅れて到着してきました。途中、かぐらみつまたBS下車のスパニッシュ系の外人が精算のやり方に難儀しており、運転手とのやり取りで大変時間がかかります。越後湯沢駅での乗り換えタイミングが僅か5分しかない。しかも既にバスが遅れて到着していたので、非常に焦ります。実はこれが全行程中でメンタル的に最も核心部であったかもしれません。越後湯沢駅近辺の素泊まり代ぐらいは一応準備してきたけど・・・それともダンボールハウス覚悟かぁ?
何とか乗り換えタイミングギリギリで越後湯沢駅にバスが到着します。トップに精算(\600)させてもらい、駅2Fにある切符売場~改札~ホームまで必死にウサインボルト級ではありませんが、駆け込んでいきます。確か太陽にほえろ!の犯人を追いかけるテーマ曲が頭の中で流れておりました。(笑)
上越線3番ホーム、17時56分発の終電(\410)に何とか間に合いました。乗車した瞬間、ホッとしたのか再び脚部の太ももが悲鳴を上げていました。(笑)
25分ぐらい乗車して土合駅に到着です。上り線はモグラ駅の長い階段を利用しないのか?地上のホームに下車でした。ミニ傘をさして車道を歩いて土合橋Pに向かいます。
土合橋Pに無事に帰着して、癒し温泉に向かう準備を整えていきます。久しぶりにかなり深刻に疲弊した脚部&メンタルを徹底的に癒し込む為、私的に日帰り温泉ベスト3にランキングしている「鈴森の湯」で徹底的に癒してから帰宅しました。帰宅中は高速のPAで何度も仮眠を取りながら帰宅したので、自宅到着は2時を過ぎていました。(汗)
大変長々と御拝読お疲れさまでした。
■天候:薄日の晴れのち曇り、ガス発生後雷雨、本降り(後半忙しい天候)
■出会った人:9人(西黒尾根1人、オジカ沢の頭~万太郎山5人、平標山以降3人)
■タイム:4:15~16:50【12時間35分、雷待機時間、休憩等含】
■形態:単独行
■水分:5.0L(ペットボトル500ml:10本)
■山域:谷川連峰
■深Q百名山:第14座目で登頂済【通算6回目】
■出発地点より駐車場までの片道距離:136Km
■登頂日:2014年6月21日(土)
■その他:
★お初の谷川主脈縦走路は予想以上に平坦な道が少なく、常にアップダウンを強いられる非常にタイトなルートの印象を受けました。稜線からの視界は、馬蹄形で言うと朝日岳~清水峠~七ツ小屋山方面を眺めた景観に良く似た感じでした。核心部としては西黒尾根以外では二点①万太郎山の登り返し②エビス大黒ノ頭、仙ノ倉山の登り返しですかね。同じく谷川連峰馬蹄形と比較すると、総合的には劣りますが、累積高低差の疲労度は主脈縦走の方が上回ると感じました。青木鉱泉を起点とした鳳凰三山周回コースと比べて1.8倍程度の消耗度と実感致しました。
★今回の前半戦ではてんくら外しでいい思いをさせていただきましたけど、後半戦では思わぬ緊急事態が発生し、ガスガスの中で冷風だけを感じ、いきなり真上上空で発生した雷鳴の緊迫した経験ができ、逆の意味で良い体験をしたなと思います(もう~したくありませんけど)。たまたま避難小屋がわりと近い位置に存在していたことが救いでした。普段走らない勾配で、必死に走って悲鳴を上げた脚部は翌日でも甚大な疲労感が残っていました。
★何はともあれ、モチベを少しづつ高めながら次の目標にチャレンジしていきたいと思います。お疲れさまでした。