磐梯山(八方台登山口)

磐梯山 2013/10/13 深Qの日本百名山登頂シリーズ【Vol.41】 紅葉を求めて東北の名山にアタック【第一弾】!!

磐梯山(ばんだいさん) 1,819m 単純高低差625m

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※画像は次に向かった二峰目から眺めた磐梯山(この時は晴れています)

前回、谷川連峰馬蹄形縦走時計廻り日帰りにおいてダメージを受けた右足首は日常生活では問題なく回復しておりました。しかしながら、仕事の忙しさから山に2週間入山できなかったので、山歩きでどの程度障害が出るのか?一抹の不安が残ります。

そこで、約11カ月ぶりに合流することになった和製ステイサム氏と供にリハビリ山行を兼ねて、東北の名山を主体とした深Q銘柄の更新山行の旅に出掛けることにしました。

まずはアタック第一弾に向かった先は、会津のシンボル「磐梯山」です。登山開始時点より上空の雲の流れが速く、高度を上げていくとガスの濃度も高まり、追い撃ちをかけて冷たい雨が容赦なく身体を冷やしていきます。仕上げに山頂アタックを仕掛けると耐風姿勢をとっても身体が吹き飛ばされそうなくらいの猛風に遭遇していきます。このまま地元埼玉県まで吹き飛ばされてみるか?と思わせるような激しい突風でした。

そして、遂に最後まで期待していた360度大展望のビギナーズラックを得られることができませんでした。奥秩父・八ヶ岳・南ア方面は快晴の予報でしたが、この地域は残念な天気でした・・・。

レポ作成の原動力になりますので、下記1発ランクアップのため、宜しくお願いします。

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【ルート】:八方台登山口駐車場(6:04)⇒中ノ湯跡(6:29-6:32)⇒弘法清水(7:33-7:36)⇒磐梯山(7:56-8:06)⇒弘法清水(8:24-8:30)⇒中ノ湯跡(9:23)⇒八方台登山口駐車場(9:42)

※歩行距離:8.7㎞ 行程タイム:3h38m(休憩等含)

(注):行程時間は個人のペースで歩いたり、自然観察をしている為、またアクシデント・渋滞等発生により全く参考にはなりません。


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昨年の「碓氷峠 」編以来、約11カ月ぶりに合流する和製ステイサム氏を最寄り駅でピックアップして、白岡菖蒲IC~東北自動車道経由、磐越自動車道磐梯山SAで仮眠を少しとってから、磐梯河東ICで下車します。その後、無料開放の磐梯ゴールドラインを通過して八方台Pに到着します。到着時はまだ暗かったので再度仮眠体制に入ってから明るくなってから準備を始めます。駐車場には既に警備員が4人体制で駐車整理を開始していました。


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駐車場内にあるトイレに立ち寄ってから登山口に向かいます。11カ月ぶりに登山体制に入るステイサム氏気合い充分です。実はこのステイサム氏、TOEIC940点という素晴らしい英語能力の持ち主、といいますか取り柄が英語ONLYです。そして苦手なものは注射です。そんなことはどうでもいいですね。


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駐車場より車道を横断すれば八方台登山口があります。八方台はいくつかある磐梯山ルートで最も楽な行程のようです。私も谷川馬蹄形日帰りで右足首を痛めて以来の登山になりますので、丁度リハビリ登山にはいいコースでは?と思い磐梯山アタックを決断してみました。


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ステイサム氏が活用するニューアイテムに、今回よりモンベル製のハイドレーションシステムを導入して、登山開始前より何度もオペレーションを試しています。曇りのち晴れの予報ですが、空模様は雲の流れが速く終始ガスり気味の天候に思えました。


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磐梯山の紅葉は少し早すぎたのか、それとも異常気象の影響でバランスが悪いだけの紅葉になっているのかは定かではありませんが、サプライズを受けるような紅葉は見当たりません。


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やがて硫黄臭漂う場所に近づきます。


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中ノ湯跡に到達です。ここにはかつて旅館であった崩壊気味の建屋が残ります。


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旅館の建屋にアプローチしながら展望を期待できない山頂方向を見上げてみます。完全にガスに覆い尽くされています。


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別に廃墟マニアではないので敢えて中に突入など致しません。かつては賑わっていた旅館もその面影は今は感じられません。私が小学校1年生の時に家族で福島旅行にきたことを思い出します。僅かな記憶ですが、どの山かはわかりませんが爆裂火口を見て衝撃を覚えたことがあります。山に登った記憶がありませんので車で行ける場所だと思われます。当時はこの旅館は全盛期だったのでしょうかね。


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一通り、中ノ湯跡周辺を見物してから弘法清水に向かいます。


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適度な紅葉を観賞しながら、斜めった滑り易い木道を歩いていきます。


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裏磐梯登山口ルートと合流し、その後は徐々に高度を稼ぎにいきます。


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本来なら展望の得られる地点のようですが、著しくガスが流れて視界不良状態です。通常5枚~8枚を着込むステイサムと体温調整を小休止がてらしていきます。この時私は3枚⇒2枚に変更です。ステイサムは6枚⇒5枚あまり変化のない調整に思えます。


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その後巻きながら登山道を進んでいくと雨が降り出します。高度に比例してガスの濃度も高まり、風の強さも増していきます。既に山頂の展望は諦めており、ピークハントだけ考えての無心登山になっていきます。


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鐘の前に出るとそこが弘法清水でした。猪苗代、渋谷、川上登山口各方面との合流地点でもあります。


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弘法清水には2軒の売店営業の山小屋があります。まだ早い時間なので営業はしておりませんね。それとも悪天候で休業?


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岡部小屋前には湧水が得られる水場があります。「四合目弘法清水」と石碑に刻まれています。因みに、磐梯山山頂は五合目と数えます。頂上が五合目という理由には、富士山のおよそ半分の標高だからといった説や火山活動の大爆発で五合目より上が吹き飛んで無くなったといった説があるようです。


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視界が開ける弘法清水小屋前では、ガス以外何も見えません。猪苗代湖でも見れるのだらうか。完全にビキナーズラックを喪失させられました。何かが見えるはずだが何が見えるのかすらわからない。リベンジと言っても遠方の為、簡単には再来できません。怒りの山頂アタックモードにシフトせざるをえません。


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そして急登岩ゴロ地帯を怒りながら登り込んでいきます。ここがルートの中での核心部でしょうか。


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視界不良だけならともかく、雨に加え猛烈な突風が吹き付け身体を芯から冷やしていきます。


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寒さに弱いステイサムもこの悪天には厳しい表情でつらさを表現していきます。山頂から下りてきた若手二人組ハイカーに、山頂で吹き飛ばされそうになったから気を付けて下さいとアドバイスされます。


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山頂付近にもコンパクトな岡部小屋がありました。側には山頂標識を確認していきます。


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本当のピークは目の前の小高い場所にあるようです。猛風で身体が揺さぶられながら祠に向けてアタックを仕掛けにいきます。


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猛烈な強風に耐えることができず、即座に撤収です。周囲のハイカーも速やかに同じ行動をとっていきます。磐梯山頂はまさしくデスゾーンと化していました。


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岡部小屋前でワンクッション置いてから下山に入ります。


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痛めていた右足首に特に違和感がなかったので、まずはチャッチャカ滑らないように弘法清水まで下っていきます。あまり右足首に爆弾を抱えていると公開してしまうと、普段から考え方の相反するハイカーに出くわした時、アリキックで右足首を攻められたらこりゃ~アウトですな。


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営業していた両小屋を外側から再確認していきます。


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その後樹林帯下りでは多くのハイカーが登り込んできて、道の譲り合いで暫し交差していきます。


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更に高度を下げていくと複数のパーティと交差していきます。交差時間にやや難儀していきますが、互いに怪我の無いように冷静な譲り合いが必要となります。


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行きよりもガス濃度が濃くなっている中ノ湯跡を通過して、穏かに八方台登山口に戻ります。


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駐車場に帰着すると車道に溢れんばかりの大量の路上駐車が連なっていました。さて時刻はまだ10時前、車中小休止してから次の名山に向かうことにします。


■天候:曇り、山頂方面雨&猛風

■出会った人:200-250人ぐらい 

■タイム:6:04~9:42【3時間38分、休憩等含】 

■形態:同行者1名【和製ステイサム氏】 

■水分:2.0L(ペットボトル500ml:4本) 

■山域:福島県

■深Q百名山:第41座目 

■出発地点より駐車場までの片道距離:265Km 

■登頂日:2013年10月13日(日)

■その他:  

★楽しみにしていた東北の名山アタックシリーズ第一弾より、いきなりの悪天候に見舞われます。これならば、素直に三連休晴れマークの八ヶ岳、奥秩父、南ア方面に出かければよかったと後悔しても既に時遅し。リハビリを兼ねての登頂だったので1峰目としては適度な登山ルートを選択してみました。リベンジは何時の日か違うルートで・・・。爆裂火口が見てみたかったです。

★同行者のウォーキングディクショナリーこと、和製ステイサム氏もブランクの割にはまずまずの登山を展開してくれたように思えます。しかし、次に向かった第二峰でアクシデントが発生することになります。

★磐梯山は宝の山~と感じる場面が正直ありませんでしたが、晴天のイメージを想像するときっとそうなるだらうと無理矢理納得してから次に向かうことにしました。

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