鼻曲山(二度上峠) 2013/8/31 笹原の薮漕ぎからレンゲショウマを求めて・・・
鼻曲山(二度上峠より) 1,655m 単純高低差305m
鼻曲山は高崎市・長野原町・軽井沢町との境界にある山で、その特異な山容に非常に強いインパクトを受けます。挑戦的登山というよりも山頂がどのような状態になっているのか、不思議感覚で登り込みながら一味違った登山を楽しめることもできます。
今回は二度上峠にある登山口より入山していきますが、いきなり笹薮が深くなっていきます。道中、あらゆる場面にショートからロング、各地点に薮漕ぎポイントが点在しております。蒸し暑さも重なり、腰痛の痛みを抱えながらウザイ山歩きへと感じた場面も多々あります。しかしながら、核心部の山頂直下の急登に差し掛かるとなんと!急斜面にレンゲショウマを見つけることができました。まるで私のクリーンな心に同化されていくかのように一つ・二つ・・・と姿を現しては、融合していくような錯覚に陥ります。
レポ作成の原動力になりますので、下記1発ランクアップのため、宜しくお願いします。
【ルート】:二度上峠(8:52)⇒獅子岩(9:04)⇒氷妻山(9:28-9:31)⇒鼻曲山(10:35-11:11)⇒二度上峠(12:25)【ピストン】
※行程タイム:3h33m
浅間隠山の登山口に近い夏期限定の仮説トイレ付駐車スペースに車を停めて登山準備を始めます。
二度上峠まで車道を900m歩きます。途中、本日の日帰り温泉候補に急遽変更となった「はまゆう山荘」にある「美肌の湯」の看板を確認します。
車道よりターゲットの鼻曲山の特異な山容を確認していきます。
二度上峠に到着すると、長野原町方向に豪快な「浅間山」が聳え立っています。
駐車スペースも僅かにありますが、勾配があり多少の不安要素はあります。ここより鼻曲山まで片道3.5㎞の距離です。
登山口より歩いていくと、すぐに薮が五月蠅くなっていきます。
足元に道はありますが、背丈ぐらいの高さの藪道が連続します。執拗に現れる薮を漕ぎながら進んでいくと、やがて獅子岩に到達です。
メリハリのある薮地帯を消化し、氷妻山に到達です。
展望の利かない山頂部には、三等三角点が存在するのみです。
その後、鞍部まで下ります。
山頂部にガスが掛かった鼻曲山本体にアプローチしてきました。
急斜面を登り込んでいると、僅かにいました!「レンゲショウマ」
グングン高度を稼ぎ、国境平との分岐に出ます。
小天狗を通過していく道にトリカブトが咲いています。
そして鼻曲山山頂部に穏かにアタックです。
変則的展望が利くと思われる箇所からは、ガスで視界が遮られています。
小天狗に戻り軽井沢方面に目を向けると、過去10回程度訪問経験のある「軽井沢プリンスショッピングプラザ」が確認できます。
長野原方面
下山は急斜面を下り、笹薮地帯を通過していきます。
氷妻山を通過後、再び薮漕ぎに入ります。
深く高さのある薮は蒸し暑く、ウザイ。
登山口を抜けて高崎地内に戻ります。
浅間山、鼻曲山と再確認して二度上峠を立ち去ります。
下山後は、はまゆう山荘にある美肌の湯に立ち寄り、汗を流して帰ります。
■天候:晴れ時々ガス
■出会った人:10人
■タイム:8:52~12:25【3時間33分、休憩等含】
■形態:同行者1名(その他ハイカー)
■水分:3.0L(ペットボトル500ml:6本)
■山域:長野県
■出発地点より駐車場までの片道距離:116Km
■登頂日:2013年8月31日(土)