三頭山登頂前のダブルアクシデント 2013/4/20 浮橋(ドラム缶橋)がまさかの通行止に?
三頭山登頂前のダブルアクシデント! 浮橋(ドラム缶橋)がまさかの通行止に?
AM3時30分自宅を出発し、一般道・裏道を利用して奥多摩方面に向かいます。国道411号線沿いで奥多摩湖が視界に入ってくると、本日の計画的登山を遂行するため、テンションが徐々に高まっていきます。
山行は急遽リセット状態に、次への展開に繋げるべく下記1発、宜しくお願いします。
約2時間15分で峰谷橋駐車場(6台スペース、奥にも6台程度のスペースあり)に到着します。トイレは水洗できれいです。
本日はダイハツムーヴで奥多摩地域に登場です。トイレの前に勝手に置いたけど、レッカーでのムーブが心配だな・・・。と準備を整えながらウォーミングアップギャグを咬ましていきます。そして赤い峰谷橋の方向に歩いていきます。
私的に国道411号線のシンボルともなっている強烈で濃厚な真っ赤なペイントの「峰谷橋」(みねだにはし)を正面に見て、更にテンションが上がっていきます。何せこの先にある浮橋、通称「ドラム缶橋」を童心に返ったつもりで、揺れる橋をワクワクしながら奥多摩湖を渡ることを非常に楽しみにしていました。
気分の高まりを抑えつつ峰谷橋を渡り、その先に見える馬頭トンネル(全長82m)を潜り抜けていきます。
しかし、ここで注意しなければならないことは、トンネル内部に歩道がないので、猛烈にスッ飛ばしてくるドライバーやライダーを気にしなければなりません。そう言う私も実は運転中では、トンネルに差し掛かると音速の貴公子へと変貌していきます・・・(汗)。
右側を歩くと正面からくるマシーンが見えにくいので、多少背後を見渡せる左側から歩いていくことをお勧めします。そして速やかに抜けてください。
トンネルを抜けると、そこは浮橋の世界が拡がっていた・・・。そんなロマンティックな書き出しの一文が頭に浮かんできそうな雰囲気を感じます。そして三頭山登山口まで1.4㎞の道標を確認し、ドラム缶橋の位置を探します。湖畔に下りていく道がなぜか封じられており、緊急事態の異変に気づいていきます。
見下げると、見事にゲートが閉じられており、楽しみにしていたドラム缶橋が外されている光景を目の当たりにして、久しぶりの「お~まい・ごっとぉぉおおお!!」と心の中で三十連呼で過激に叫び切ります。
そして、三頭山登山ルートのことは、しっかりと調査していたにも拘わらず、直近のドラム缶橋の状況確認を怠り、ウィークポイントの詰めの甘さが露呈されていきます。
ドラム缶橋を快適に歩いて、常連の毒者の方々に日頃の感謝を込めて、奥多摩湖をこんな素晴らしいドラム缶橋で渡れるなんて、とてもドラムチックですね!」とお伝えすることが出来ないことに、複雑な気分になっていきます。そして、テンションは一気にMAXへと下がっていきます。
220m先の対岸にも視線を向け、やはりドラム缶橋が架けられていません。
しかし、毒者の一部から聞こえてきそうです。そう言えば、おーまいさんは元スイマーだったんじゃねぇ?泳いで対岸に渡れば?
ん・・・220mだしな・・・・バタフライでいくか。はぁい?有り得ねェだらう!溺死させるつもりかよぉ!脱北者じゃあるめぇ~し。と、このどうすることも出来ない状況に対して、勝手に怒りながらボケとツッコミを交差させていきます。
浮橋通行止看板によると、水位低下により、2月28日から通行止とのことでした。やっちまった!と失態を悔いります。唯一、今回は同行者がいなかったのが救いだったかもしれません。袋者ですね。
一先ず、浮橋を撤退し峰谷橋に戻ります。そこで奥多摩周遊道路で登山口を目指していきます。
しかし、そこには二次的アクシデントが・・・。なんと!三頭橋先から通行止でした。道路の夜間通行止は調査しておりましたが、もっと奥だったんじゃねぇ?開門の8時までまだたっぷりと時間があります。
下がり切る所までテンションが下がった状態になります。鴨沢ピストンに切り替えるか・・・・。
よく奥多摩山域の話題になると、おーまいさんは奥多摩三山登られたのですか?と聞かれることがあります。瞬時に、三頭(みとう)だけがまだ未踏なんですよねぇ~(笑)。と自分の中でも5本の指に入る登山ギャグでした。
しかし、この度三頭山を登頂しちゃいますと、このオヤジギャグが封印されてしまうんですよね。テンションの下がった状態から、複雑な気持ちが加味されていきます。
果たしてこの後の展開は・・・・。鴨沢ピストンに切り替えたのか。開門まで待って三頭山を登頂したのか。それとも周囲の他の山へシフトしたのか。いっそのこと登山をやめて「のめこい湯」でメンタルの癒しをして帰ったのか・・・・etc。
次の展開は「こちらをどうぞ!」