大霧山 2010/12/10
大霧山(おおぎりやま) 767M 高低差567M 埼玉県東秩父村
当日はやや体調不良を押しての決行でした。短時間で登頂且つ展望の良い場所を捜していましたら、比企三山のひとつ大霧山が候補地にあがりました。
比企三山とは、他には笠山(かさやま)堂平山(どうだいらさん)が挙げられます。
それから天候も良好でしたので、独立峰からの大展望にも期待してみました。
{ルート}橋場バス停⇒栗和田⇒粥新田峠⇒大霧山⇒橋場バス停(ピストン)
国道254から比企郡小川町駅方面に向かいます。
そして東秩父村地内に向かい橋場バス停を目指します。駐車場は6台ぐらいおけますね。
トイレも完備してあります。
今日は虫の居所が悪いです。なぜなら、数日前の大手資本系列の企業面接に呼ばれ、1時間業務経歴と今後の業務内容の話し合いをしてきました。年収の話・ポジション・健康面のことまで雰囲気も纏った形で終了しました。その後おーまい・ごっと!の大ドンデンで落とされました。
普通、興味もなく落とす気なら20分で帰すだらう・・・・。先方も貴重な1時間を使用したなら・・・・なぜ?仕方ないか・・・・と怒りの登山決行に方向転換です。
従って、怒りが収まらないので本日は野生動物が現れたら、構わずこのステッキで襲撃する勢いがあります。理性はありますので有害動物のみをターゲットに。
まぁ~この企画を最短で終わらすのも面白くないし、頑張るか・・・!
駐車場から正面の景色と目指す大霧山方面の横断歩道です。
9:50怒りの登山開始です。
まずは、橋場バス停より秩父高原牧場方面の車道を進んでいきます。
ふと右方面に発破注意の看板が・・・期日的に終わっていますね。現在こちらの気持ちが発破状態です。野生動物が現れたら発破突撃臨戦態勢を整えています。
何か道標らしきものが見えてきました。
大霧山経由地の粥新田峠方面のようですね。42キロ七峰縦走のハイキングコースでもここを通るようです。
山道らしくなってきましたね。何だか車道より安心しますね。
開けてきた場所では、農作業のおじさんがお仕事をしておりました。
落ち葉で足元が見えない地帯を進んでいくと、再び車道に出てしまいました。
再び出た車道からは、大霧山山頂付近がはっきりと確認できます。
車道周辺には、みかん畑と無人販売所がありました。
途中、そのまま車道を進まなければ行けない所を誤って左の林道に入ってしまいました。
それから遠回りをして道標のある場所に辿り着きました。こちらの無人販売所の左方面に案内がありました。
粥新田峠への案内版とガイドブックに出ていた「民家の前を通る」とは、この民家のことでした。
案内版のとおりそのまま進んでいきます。
緩めの傾斜が続いていきます。
またまた、車道に出ました。
指示通り粥新田峠・大霧山方面に進んでいきます。
ハンターへの警告です。遠くの方で銃声が聞こえていました。鳥でしょうか。こちらも臨戦態勢です。
左手にあずま屋が見えてきました。橋場バス停から約1時間で粥新田峠到着です。
粥新田峠(かゆにたとうげ)の由来は、坂上田村麻呂が戦に行く途中、ここでお粥を食べたことから名付けられたとされています。
ここからいよいよ本格的な登山道になってきます。
縦走ルートもあるので登山届ボックスがありました。用紙は確認できませんでした。
ここから急登の始まりです。
大霧山目指してグングン高度を稼ぎます。
息切れも始まりしんどくなってきました。
視界も大分開けて牧場方面が見下ろせます。歩幅の合わない階段?みたいなものも急です。
杉林を抜けて行くと山頂方面が見えてきました。
山頂を示す標識も見えてきました。後ろを振り返ると比企方面の街並みがきれいに見えていました。
11:20登頂成功です。三等三角点もありました。
展望案内版と休憩用のベンチもありました。ここで早めの昼食をとりながら絶景を楽しみます。
先日登頂してきた武甲山と両神山です。
秩父方面の街並みと浅間山です。低山にしては絶景過ぎますね。ほんと素晴らしいです。
これらの景色を見ていたら、登山開始時点の怒りはもう収束していました。
山頂で2組4名様が見えたので、貸切山頂はここまでです。
下山開始です。急登でしたので急降下です。
滑る落ち葉に注意して一気に急降下、粥新田峠に戻ります。
車道から林道に入る道を確認しながら下山していきます。
山頂を振り返り、民家の前より集落に向かいます。
車道から林道へ
林道から車道へ
車道に出ると”世界一小さな釣り堀センター”が・・・どんだけ小さいのでしょうか。
橋場バス停が見えてきました。13:00下山終了です。
その後、下山してきた車道をマシーンで彩の国ふれあい牧場まで駆け登りました。街の景色がきれいですね。
下山後は、疲れた身体を癒したい・・・・と言いたいところですが、咳込んでいましたので湯冷めしたら逆効果なので、今回は温泉の確認のみです。
立ち寄る予定でした嵐山町にある平成楼です。機会があればまた立ち寄りたいと思います。
■天候:晴れ
■出会った人:山頂4名、下山時2人
■タイム:9:50~13:00
■その他:
体力も技術もそれほど必要なく短時間で山頂を目指し、絶景を楽しめるという点では最高の山でした。
お手頃登山といったところでしょうね。