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2014年3月

赤城山(黒檜山~駒ケ岳周回) 2014/3/22 ジーザス!爆風と青空、見事な霧氷のコラボレーション

赤城山(黒檜山1,828m/駒ケ岳1,685m) 単純高低差478m

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当初の計画では赤城山か甲武信岳(西沢渓谷ピストン)で、両者天秤に掛けて前日まで悩んでおりました。てんきとくらす情報では、赤城山は暴風で×印、甲武信岳は安定的天候で○印。
久しぶりの挑戦的モードが高まってきて、ほとんど甲武信岳に気持ちが傾いていました。
しかしながら、花粉情報を調べてみると甲武信岳は非常に多いの最上級クラス、対して赤城山方面は2ランク下の多い状態。
そして直近の赤城山は事前学習として、「ゆうやけハイカー」のレポを参照し大変有益な情報が得られます。なぜか私まで雪庇恐怖症になってしまいます。しかし滑落後に自力で登山道に回帰する場面は、強靭な精神力の持ち主でなければ困難であらう。

花粉恐怖症と雪庇恐怖症を比較するとやはり花粉恐怖症の方が勝ります。
そこで、最終結論は「赤城山」に決定です。

当日は4時15分起床(少し寝坊)し、自宅を4時半過ぎに出発、前橋ICからは下道で赤城山地内へと進みます。道路は標高1000m地点から雪道でスタッドレスが大活躍しました。
そして大沼周辺には7時ぐらいに到着します。前日の降雪及び当日の暴風は覚悟の上でしたが、到着時点で雪が降っており、赤城山全体が雪雲に覆われていました。テンション下がりまくってしまい、一時車中でふて寝します。

1時間ぐらい仮眠してからビジターセンターや大沼周辺を車で周回、除雪作業車数台が活動していました。
強風は一向に収まる気配はありませんが、ふと空を見上げると地蔵岳の上空だけ青空が見えています。地蔵岳に登るかと思いきや、車で向かって見ると除雪がされていなくて諦めます。
再び、大沼周辺に移動すると、準備中や待機中のハイカーを多数見かけます。
温泉直行モードに半ばなりかけていた気持ちもやる気モードに変換、もう少し様子を見るかと待機します。

暫く待機すると、降雪が止み黒檜山方向は未だ雪雲に覆われていましたが、折角ならば行ける所まで行くか!と準備を整えます。

歩きだして行くと、黒檜山登山口にアルパイン風の軍団がいて、12本爪アイゼン装着にピッケル持参の出で立ちを拝見して、装備品6本爪アイゼンのみの自分のスタイルにやや不安を感じてきました。

さて、どのような展開が待ち受けているのであらうか。

レポ作成の原動力になりますので、下記1発ランクアップのため、宜しくお願いします。

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【ルート】:おのこ第二駐車場(9:09)⇒黒檜山登山口(アイゼン装着 9:30-9:36)⇒猫岩(9:50)⇒黒檜山、ビューポイント(10:40-11:15)⇒黒檜山大神(11:17-11:22)⇒大タルミ付近(11:42)⇒駒ヶ岳(12:01-12:13)⇒駒ケ岳登山口(アイゼン解放 12:46-12:52)⇒おのこ第二駐車場(12:54

※歩行距離:6.4㎞ 行程タイム:3h45m

(注):行程時間は個人のペースで歩いたり、自然観察をしている為、またアクシデント・渋滞等発生により全く参考にはなりません。


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前日の降雪により赤城山に向かう道路は既に標高1,000m地点で雪道になっています。今期最強のスタッドレスをムーヴカスタムに履かせているので走行には問題ありません。しかし、4輪駆動ではないので馬力不足でスタックしたらアウトです。走行中除雪車が数台作業をしており、まずは大洞駐車場にてトイレに立ち寄ります。雪が降っていたので、テンション下がりまくって不貞寝をしてしまいます。その後、赤城ビジターセンターに移動して暫く様子を見ることにしました。ふと地蔵岳上空を見上げると、青空が見えるようになり身体が再起動し始めます。


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おのこ第二駐車場に移動すると複数のハイカーが準備を整えています。猫岩より上部は未だ雪雲に覆われていて、ほとんど温泉直行モードになっていた重い身体で行ける所まで行ってみるかとややお試し山行モードで歩き始めます。


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ハンディ塩原を横目に見ながら大沼中央部に目を移すと、ワカサギ釣りの名人らが集結してこの時期限定の釣りを楽しんでおります。


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地蔵岳上空には更に青空が広がっています。赤城神社先に見えている山々は昨年周回縦走をした陣笠山、薬師岳、出張山あたりです。勿論今年もやります!GWあたりに逆廻りで。


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除雪後の車道を歩いて黒檜山登山口に到着すると、アルパイン風の軍団が12本爪アイゼンにピッケル装備の出で立ちで臨戦体制を整えています。周囲にいた他の登山者もオール12本爪を装着しており、6本爪軽アイゼンで登ろうとしている自分のスタイルに一抹の不安を抱えます。今回で4回目の黒檜山となりますが、厳冬期に戻った黒檜山を舐めていたかなぁ。駄目なら途中撤退のつもりで私も臨戦体制を整えます。


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標識が埋もれた登山口から急登が始まります。ルートは目印のピンクテープがありますので迷うことはないと思われます。やはり、全赤城山ルート中、黒檜山に登るルートが一番過酷で拷問ルートとなります。


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先行者のトレースを辿りながら道標に従って登り込んでいきます。すると呆気なく猫岩に到達します。


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猫岩付近で見られるお馴染みの大沼、地蔵岳の雪景色の展望です。


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大沼に張られた分厚い氷上にはワカサギ釣り名人で賑わっています。眼下の道路では、除雪車が既に両脇に積み上がっていた雪壁に新雪を積み上げる活動をしています。


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再び急登を登り込んでいきます。本日は寒さに対抗して雪山用登山グローブを持っていないので、スキーヤー時代に使用していたスキーグローブを嵌めて登頂しております。年季物ですがこのアイテムフル活用できました。


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先行者のハイカー達はアイスバーン交じりの急登に苦戦しながら息を切らしてペースダウンです。花粉で鼻より上部が死んでいた私は脚部は元気なので遠慮なく追い越していきます。


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黒檜山にも天日が射し始めてきます。雪景色が綺麗とは言え、相変わらずきつい勾配です。


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ふと樹林帯を見上げると霧氷が・・・感動の高木ぶぅー状態に陥ります。


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高度感がありそうな張り出した雪庇からは著しく距離を置いて歩いていきます。


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ジーザス!・・・・・ジーザス・クライスト・スーパースター!?


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6本爪軽アイゼンを踵主体にグッサリと蹴り込んで、感触を掴みながらグイグイと登り込んでいきます。


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青空と霧氷、爆風とのスリーウェイマッチング状態の中、雪景色を楽しんでいきます。


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気持ち良く高度をグイグイ稼いでいくと山頂が近付いてきました。


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ジーザス!山頂付近の様子


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フラットな雪道を歩いていくと黒檜山山頂が見えてきます。


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黒檜山にアタック成功!本年目標としていた厳冬期の黒檜山単独無酸素登頂達成に感動もひとしおです。来年は赤岳か、あくまでも厳冬期の単独無酸素登頂で、自分だけの力で達成させることが条件です。


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山頂部は複数のハイカーで賑わいます。夏場に比べ積雪で立ち位置が高い為、視界が広がって見えます。


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トレースが付いているので、北側のビューポイントに向かっていきます。


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展望が期待できそうですが、北向きの爆風が吹き荒れています。皇海山だけははっきりと確認できます。


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降雪後、新たに張り出した雪庇が見事です。


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ビューポイントに到達しますが、爆風が凄いです。爆風と霧氷のコラボレーション。


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爆風の対抗措置して気合いのバックダブルバイを決め込みますが・・・自撮りしながら2回もカメラが吹き飛びます。トータル7回ぐらい撮り直しをしていたら、グロ-ブを外していた右手の指先が凍傷気味になってきました。(@_@;)


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何回も・・・別の場所での失敗作、こんな感じで適当な苦労をしています(汗)。え?だったらやるなだって。仕方ありませんので今回は下記にコメント欄をオープンにしておきますので、無記名でOKですので、山頂ポージングやめてほしい!またはいやいや、決まっているから継続してほしい!など今後の参考にさせていただきますのでご自由にどうぞ。ただコメントの返信は致しませんので予めご了承願います。っていうか、普段開けてないから気が付かないか。


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北アルプス方面(左)、谷川連峰は著しく流れる雪雲の中(右)


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凍結した大沼(左)、鈴ヶ岳、奥には白煙魔王の「浅間山」


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強風で身体が揺さぶられながら展望を眺めていたら側にカリフラワー?


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再び黒檜山山頂部に戻り、ビューポイントでの自撮りに納得がいかなかったので、ギャラリーのいる中で遠慮なく低空バックダブルバイを決め込みますが・・・・やっぱ遠慮してたみたい!全然決まってないっす。寒くてもう無理っす!周囲のギャラリーの方にも一段の寒さを与えたみたいだ。速やかに撤収です。一体何やってんだがバカな俺?次はバカ尾根登ってやれ?・・・。


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山頂部撤収後は黒檜山大神に移動します。なんと!鳥居が積雪で埋没しています。御黒檜大神の石碑は完全に埋没しております。


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黒檜山大神からの正面に見える地蔵岳、長七郎山、小沼の展望


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真っ白な山容の噴煙王「浅間山」


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凍結したコンパクトな小沼(左)、遠方に薄く富士山(右)


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黒檜山大神で引き返すハイカーも結構いましたが、駒ケ岳方面に新鮮なトレースが付いていることを確認します。下界は前橋市街地の展望でしょうか。


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事前情報ではいくつか不明瞭なトレースが複数付いていて、危険な箇所に導かれるとありましたが、多岐に渡る複数のトレースは消えており、1本筋の通った新鮮なトレースが夏道に準拠した形で付けられているように感じます。


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黒檜山ほどではありませんが目印テープもいくつかあります。地蔵岳を見降ろしながら下ります。


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青空と霧氷、そして見事なもふもふ


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これから向かう駒ケ岳を視界に捉え、鞍部には歩いているハイカーを確認します。


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ここで必殺!尻セードを試しますが、ボブスレーのようにスピード感が出てきました。ここで緊急登山速報が脳内で流れます。低山登山家のおーまい・なるお氏が赤城山の黒檜山下山中に尻セードに失敗し滑落事故発生!焦って途中で尻セード行為を取りやめます。(汗)


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張り出した雪庇に距離を保ちながら尾根道を進みます。


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霧氷を演出するサンシャイン


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芸術的な雪庇を観賞しながら安定感のある尾根道を気持ち良く歩きます。


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桐生、足尾方面の山々(左)、アンテナ集合体の人工物がある地蔵岳(右)


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振り返って巨大な黒檜山


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大ダルミ付近と思われる地点を通過して駒ケ岳に向かいます。


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薄いトレースを辿りながら駒ケ岳の方角に向かって、グイグイと直登りしていきます。


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駒ケ岳にアタックです。山頂からは桐生、足利方面の開けた展望が楽しめます。


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山頂ではおにぎりを食してから下山します。早朝の降雪からは考えられない予想外の快晴です。


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縦走してきた黒檜山~駒ケ岳の稜線を振り返ります。鉄階段は埋没しているので、脇道にあるトレースを辿って下ります。


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下山中、危険なトラバース箇所があり慎重に下っていきます。他に凍結箇所もありますのでアイゼンを喰いこませながら下ります。やがて駒ケ岳登山口に下りるとアイゼンを解放していきます。


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縦走してきた周回ルートを見上げて駐車場に無事に帰着します。


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温泉に向かう途中、赤城山の峠道で3台前を走るライダーが雪道でスライディング方式で転倒します。ハンドルが曲がったように見えましたが幸い怪我は無い様子でした。。もし直前を走っていたら、音速の貴公子モードで轢いていたかもしれませんので少々冷や汗が出ます。(汗)


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その後、あいのやまの湯で冷えた身体を温めてから帰宅します。帰宅途中、走行中に赤城山を捉えます。圏央自動車道の奥に見えているのが赤城山です。

お疲れさまでした。


■天候:降雪後の快晴(山頂は身体が揺さぶられるぐらいの爆風)

■出会った人:40~50人ぐらい

■タイム:9:09~12:54【3時間45分、休憩等含】 

■形態:単独行 

■水分:1.5L(ペットボトル500ml:3本) 

■山域:赤城山

■深Q百名山:第6座目で登頂済【通算4回目】 

■出発地点より駐車場までの片道距離:107Km 

■登頂日:2014年3月22日(土)

■その他:  

★厳冬期に戻った赤城山の主峰に登頂して、目標としていた厳冬期の黒檜山をクリアできて満足です。山頂やビューポイントでは暴風に当たりながら30分程、雪山の光景を味わいました。降雪後に諦めずに突っ込んでいった御褒美に霧氷まで観賞できたこと嬉しく思います。今後は12本爪アイゼンとピッケル、冬靴などを入手できたら厳冬期の赤岳を単独スタイルで登頂を目標にしてみたいと思います。(いつになることやら?)

★猫岩から上部に凍結箇所が多く見られ、6本爪の踵を主体にグッサリと蹴り込んで、感触を掴んでからグイグイと登り込んでいきました。今期購入したチェーンスパイクに慣れていたせいか、6本爪アイゼンワークを忘れていましたが、体重移動にアイゼンの刃を旨く喰いこませれば、バランスが取れている感触を受けました。

★通算4度目の黒檜山ですが、黒檜山は断然冬に登るものだと感じます。大沼と周囲の赤城の山々が雪景色と絶妙に絡み合っている印象を受けました。勿論夏の黒檜山も好きですよ。いい山です。

★ココログのショボイコメント欄を限定的に下記に開いてみました。参考までに山頂ポージングの有無でも御回答いただけたら幸甚です。必要、不要、ウザくて見てられない、山頂にマッチングしていてもっとやってほしい!など適当な回答で構いません。勿論、名前無、通りすがりとかでもOKです。

・・・・・・・・・・・・・・・・~おまけ~・・・・・・・・・・・・・・・・

FBの山仲間に岐阜のハイカーがいます。空手家出身の彼女の山頂ポージングは、片脚を上空高く鋭く突き刺すナイスなスタイルに一目を置いています。私も何とか身体柔らかくして対抗できる脚上げポージングを目指したいと思います。(笑)

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厳冬期の独標を6本爪軽アイゼンのみで登頂してしまう猛者でもあります。

因みに本人の掲載許可は得ております。

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簑山(美の山) 2014/3/15 美の山ピークの展望は予想以上に抜群!

簑山(美の山) 587m 単純高低差420m

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今期花粉飛散量ピーク直前、まともに山に入山できるか否か不安を抱えていた時期に、そろそろ山行ネタも尽きてきていたので、ゴーストハイカーを利用して勝手に盗聴してしまおうと密かに計画をしておりました。

そこで、あまり健脚ではないが花粉の影響を受けないゴーストハイカーX氏にゴーストへの依頼交渉を試みます。
まずはギャラの呈示を「このくらいで」とすると、X氏は首を横に振ります。
次に値をつり上げると、渋い顔をして「うーん」と不満気な表情をしました。
更にもう少し値段をつり上げると笑顔でOKを出してきました。

その直後、ざけんな!そんな高けぇ~ギャラ払うくらいなら、やっぱ俺が勝手に無理してでも歩くよと交渉をリセットさせます。そして花粉対策の完全防備マスク着用で低山アタックに挑む準備をしていきます。

そんな準備段階の最中に、今度はある毒者の方からSTAP(スタップ)疑惑の指摘を受けます。
THE BATEIKEI(馬蹄形)を新たにヤマレコで立ち上げたユニットリーダー、おーまい・なるお氏の番外編過去レポに不適切並びに不正確な内容が含まれているとのことでした。

先月に歩いたB級スポット巡り「松山城跡レポ」で使用された熊注意看板画像が、なんと!過去レポの「吉見町ポンポン山 」で掲載された熊注意看板画像に非常に酷似しているとの指摘でした。

こんなくだらんレポで捏造がバレてしまったか・・・。明らかに熊注意看板画像を使い回した不備は、ハイキング業界への信頼性を著しく損ねる誤りであるものと重く受け止め、レポ取り下げまで迫られる事態へと発展していきます。

最近流行っているのか、コピペ疑惑・・・所謂勝手に名づけたSTAP疑惑です。しかしながら、大学の卒論のコピペは手書きでやりました。手書きは労力も入りかなりきついっす。(爆)

上記疑惑発覚により、ただいま大きなストレスを感じているのであまり刺激をしないようにお願いします。
現在レポを作成しているレポ部屋に貼ってあったムーミンのシールは全てはがしました。(汗)

おーまいさん、最近はブラックユーモアの大家目指してるんすか!
と言われそうな出来事でしたが、花粉症の影響の方がむしろ深刻な状況となっています。

この深刻な身体の状況であるにも関らず薬物を投与しながら、エスケープ多数地帯の簑山(美の山)に入山する決意をしていきます。
脚部は全然元気なのですが、鼻から上が・・・。目の痒み、頭痛もセットで・・・。
鼻頭が熱くなり、鼻心溶融が始まったらメルトダウンにカウントダウンを打ち始めます。
ただちに人体への影響はありませんが、私の周囲半径10m以内には立ち入らないでください。

私自身もヤバくなったらいつでも逃げ切ります!

さぁ!初登頂となる簑山(美の山)にGOしていきます!

レポ作成の原動力になりますので、下記1発ランクアップのため、宜しくお願いします。

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【ルート】:道の駅みなの(9:25)⇒萬福寺(9:33)⇒(仙元山コース)⇒お犬のくぼ(10:22)⇒みはらし園地(10:34-10:40)⇒榛名神社(10:53)⇒簑山【美の山】(11:06-12:15)⇒和銅採掘露天掘跡(12:49-12:54)⇒聖神社(13:05-13:10)⇒和銅黒谷駅着(13:15) (13:30秩父鉄道乗車)⇒親鼻駅⇒道の駅みなの

※歩行距離:9.4㎞ 行程タイム:3h50m(休憩等含)

(注):行程時間は個人のペースで歩いたり、自然観察をしている為、またアクシデント・渋滞等発生により全く参考にはなりません。

※簑山(美の山)北側斜面上部は雪が残っていますが、ノーマル歩行で対応可能、しかし軽アイゼンあればなお良い。南側斜面はほぼ雪なし。


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本日は遅刻ハイカーとして道の駅みなのに到着です。ゴーストハイカーではなく、花粉症で瀕死状態の本人で登場!この出で立ちで銀行に入って行ったら、間違いなく呼び止められるであらう。


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ガストの先に聳え立つ宝の山こと「宝登山」を捉えて、 140号線をガスト沿いに歩いていきます。 


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すぐに不動尊萬福寺入口の看板が現れ、仙元山コースを選択して進んでいきます。


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萬福寺の奥に丸く構える美の山を見上げて、仙元山方面の勾配のあるアスファルト道を登っていくと鳥居が右手に見えてきます。


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本日はNorth Face ダウラギリでノーマルアタック体制で山道に入っていきます。少し登るとフェンスに突き当たりますので、道標に従ってフェンス沿いを歩いていきます。


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静かな尾根道を歩いていくと小高いピークに到達します。祠が置いてあるこの場所がどうやら仙元山のようです。


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登山道に並行してイノシシ軍団のトレースがありますので丁寧に辿っていきます。そして車道を横切ってお犬のくぼに向かいます。


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残雪のトラバース道を滑らないように慎重に歩いていきます。登山道と思われる道は、雪溶け水が合流し小さな沢を形成しています。 


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やがて、いこいの村ヘリテイジ美の山の側に出ると静かな建屋を一望していきます。施設を眺めて宿泊してみたい気にはなりましたが、もうガキンチョたちがデカくなっているので状況的に厳しいことを悟ります。 再び車道から山道へと交差しながら進んでいきます。


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トレースが不明瞭の積雪地帯を直登していくと、単なる石と木を掻き集めたような場所が現れます。これがお犬のくぼか?


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みはらし園地に到達し、ベンチの前で軽く低空バックダブルバイを決め込んでから、静かに1本立てていきます。


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みはらし園地では、一部開けた箇所より里山の風景と眼下には集落が見られます。 


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積雪で埋没状態のアスファルトっぽい道を登ると、小ぶりな榛名神社があり軽く参拝していきます。 


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視界の開けた場所から見事に広がる奥秩父ラインを一望していきます。 眼下に広がる秩父市街地の視界も良く利いています。


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甲武信三山、中央右手寄りの頂きは埼玉最高峰「三宝山」 


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豪快に聳える鎖場王国「両神山」 


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美の山直下を通過している皆野寄居有料道路 (左)、北側には男体山を主体とした日光連山(右) 


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美の山山頂部に移動していくと、立派な展望台が良く目立ちます。


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展望台に上ると予想以上の景色に驚愕していきます。奥秩父の明瞭な稜線を分かり易い山座同定表と照合しながら暫く一望していきます。


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採掘部分のゼブラ模様を輝かせる秩父のシンボル「武甲山」


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豪快過ぎる究極の鎖場王国「両神山


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秩父のジャンダルム「二子山」


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木賊山・甲武信ヶ岳・三宝山が綺麗に並ぶ甲武信三山 


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左から水晶山、雁坂嶺、破不山、甲武信三山、馴染みの奥秩父主脈ライン


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和名倉山、妙法ヶ岳方面和名倉山直下には三峰神社


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右側から三峰ルートの白岩山、芋の木ドッケ、雲取山の稜線、長沢山、天目山 と続く


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久しぶりに最高の奥秩父大展望に感動したぁ!素直な気持ちを身体全体で表現していきます。フロントダブルバイを豪快に決め込みます。


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感動のおまけポージング、魂が燃える炎のポーズ(左)、大胸筋パンプアップ状態のサイドチェスト(右)・・・え、もうええ加減にしてくれないかだって?


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テレビアンテナが集結する場所に、美の山山頂標識が設置されていますので、ここで昼食タイムとします。昼食後は後続パーティにベンチ付の山頂部を案内していきます。


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赤城山(左)、日光白根山、男体ファミリー方面(右) 


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広すぎる山頂部では余裕で野球の試合ができそうです。自販機もあるので水欠の心配が不要です。 


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駆け込み不要の豪快なトイレ、公衆電話も設置されているので遭難しても安心です。(笑) 


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東側の展望台からは大霧山以降の七峰縦走ラインが一望できます。


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南側展望台では、右側から武川岳~二子山~丸山の奥武蔵馬蹄形ラインが眺望できます。 


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広すぎる山頂部に1時間以上も滞在していたのでそろそろ下山タイムとしていきます。下山は和銅黒谷駅方面に下っていきます。南側斜面にほとんど積雪はありませんでした。


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集落分岐点には廃車のスズキアルトが放置されています。集落一帯からは視界が良ければいつでも奥秩父の絶景が楽しめますね。


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両神山、二子山方面(左)、甲武信山塊(右)


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天を突き刺す整形の帝王「武甲山 


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折角なので和銅採掘露天堀跡に立ち寄ります。 高さ5mの和銅開珎の巨大モニュメントを見て感動です。


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BIG・TOTO開珎を祈願して、モニュメントの空洞に右手を重ねて、BIGりするような当たりお願いポーズ!を心を込めて決め込んでいきます。すると、何となくですが、経済的効益の威力が付いた気がしてきました。(笑) その後は再び集落街から黒谷駅を目指して歩いていきます。


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銭神様御利益のある神社「聖神社」に立ち寄ります。リーマンハイカーからフリーマンハイカーに転身できるように真剣に祈願していきます。


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国道140号沿いを歩いて和銅黒谷駅に到着します。


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日本通過発祥の地、確か歴史が変わったような気がするが・・・。 武甲山を背後に秩父鉄道の列車が到着してきました。


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2駅先の親鼻駅で下車して道の駅で車を回収していきます。その後、 満願の湯で全身に付着した花粉を徹底的に洗い流しながら身体を癒していきます。

お疲れさまでした。


■天候:晴れ

■出会った人:14人(美の山山頂部で10人、他スポット地にて、登山道は貸切)

■タイム:9:25~13:15【3時間50分、休憩等含】 

■形態:単独行 

■水分:2.0L(ペットボトル500ml:4本) 

■山域:北武蔵

■出発地点より駐車場までの片道距離:54Km 

■登頂日:2014年3月15日(土)

■その他:  

★初登頂となる簑山(美の山)の展望はまぢ最高でした。山頂まで車でも行けますが、登山行程を楽しみながら展望をセットにすると登山の楽しさ気持ち良さが実感できます。

★今回はロングをやらずに登山行程の短縮、花粉対策を万全な体制で臨みました。帰宅後は目の痒みがある以外、甚大な影響は出ませんでした。もう暫くの時期を乗り越えれば何とかなることでしょう。

★奥秩父の素晴らしい展望を一望できて大変満足した登山行程となりました。特に甲武信ライン、雲取ライン、雁坂ラインは馴染み深い山域なので今年もバシバシ歩いてみたくなりました。

さて、次回以降は夏場に向けた脚力強化を徐々にステップアップしていきたいと思います。

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比企三山馬蹄形縦走【笠山/堂平山/大霧山】 2014/3/8 残雪の馬蹄形シリーズ

比企三山馬蹄形縦走①笠山842m②堂平山877m③大霧山766m【時計廻りVersion】 単純高低差 667m

 

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雪害後のメンタル面及びフィジカル面に気合いを入れ直す意味で、今回で4回目となる比企三山馬蹄形縦走にトレーニングを兼ねて挑んでみました。比企三山馬蹄形での過去縦走は、時計廻りで1回、反時計廻りで2回経験しておりましたので、順番的には時計廻りとなりました。両者の周回を比較するとなぜか時計廻りの方がアップダウンが厳しく感じます。

 

さて今回の縦走内容につきましては既にヤマレコにアップしており、下記URLまたは山行記録のページよりご覧いただければ幸いです。

 

http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-413265.html

 

レポ作成の原動力になりますので、下記1発ランクアップのため、宜しくお願いします。

 

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【ルート】:ヤマメの里駐車場(6:41)⇒笠山(8:13-8:22)⇒堂平山(9:19-9:59)⇒白石峠(10:22)⇒定峰峠(11:20)⇒旧定峰峠(11:58)⇒大霧山(12:41-12:55)⇒粥新田峠(13:16)⇒橋場バス停(13:57)⇒ヤマメの里駐車場(14:14)

 

※歩行距離:19.5㎞、行程タイム:7h33m(休憩含)

 

(注):行程時間は個人のペースで歩いたり、自然観察をしている為、またアクシデント・渋滞等発生により全く参考にはなりません。


 

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完全貸切状態の笠山山頂(左)、端から端まで総勢10名のオヤジハイカーが展望を楽しむ大霧山山頂(右)


 

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ゼブラ模様の秩父のシンボル「武甲山」(左)、青春時代に憧れた究極の釣鐘型「笠山」(右)

 

 

 

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おーまい・なるおの大人の裏歩き【高崎編】 2014/3/1 期間限定 駅からハイキングコースを裏歩き編にアレンジVersion

おーまい・なるおの大人の裏歩き【高崎編】 {明らかな番外編シリーズ}

 

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約3カ月ぶり、今年初のOozuma-Power-Spo-倶楽部の活動となります。

 

今回は先日の雪害の影響並びに天候の不順により、久しぶりの街歩き企画が浮上します。北関東最大の中核都市「高崎市」をターゲットに期間限定駅からハイキングのコースを絡めて、コースを裏歩き編に無理矢理アレンジさせての歩きとなります。

 

従って、当該レポの内容について以下注意事項を記載しておきます。

 

まず山とは無関係のレポとなりますので、山関係者の方々には御拝読されてもつまらない内容となっております。街歩きの内容については、一部裏歩きが組み込まれている為、健全ではない画像及び表現、描写部分が含まれております。情緒不安定な方、刺激の強い方、更に心拍数に影響の出やすい方はこれより先、読み進まれることは推奨致しません。それでも読み進まれるのであれば完全自己責任でお願いします。

 

なお自己責任には、ポケモンショック効果のようなPCの前でぶっ倒れる事故責任も含まれます。

 

以上、注意事項でした。

 

レポ作成の原動力になりますので、下記1発ランクアップのため、宜しくお願いします。

 

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それでは早速、高崎市街地に踏み出して行くことに致しましょう。


 

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当日はAM8時台、最寄駅より高崎ライン下り列車に乗車して高崎駅に向かいます。


 

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事前に改札売場でグリーン券を購入していたので、グリーン車2Fに速やかに乗車していきます。現在車通勤の私は、以前活用していた高崎ラインのグリーン車が懐かしく感じ、電車通勤時代を思い出しながら快適に缶コーヒーを飲みながら寛いでいきます。


 

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北関東最大のターミナル駅の高崎駅でOozuma(ウーズマ)のメンバーM男・M子と合流していきます。因みに現在、Oozumaのメンバーに女性が足りないので勝手に募集しております。山とパワスポにご興味のある方は、私のプロフ欄にあるメルアド宛まで宜しくお願いします。

 

そして改札出口付近の観光案内所で駅からハイキングの受付を済ませてから準備に取り掛かります。


 

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受付を済ませるとなんと!高崎名物「達磨」をプレゼントされます。


 

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早速西口方面に歩いて行くと高崎アーバンホテルが見えています。ビジネスホテルが1番の収益源の街、北関東の拠点でもある高崎市では、多くのビジネスホテルが乱立しております。コンコース付近では高崎市倉賀野出身のミュージシャン、氷室京介がギターの練習を良くされていたようです。


 

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ビブレ、高島屋方面(左)、アパホテル(右)、アパホテル前は映画「リアル鬼ごっこ2」でオープニングから主人公を鬼が追いかけるシーンに使用されていたので、まるでホテル前から鬼が現れてきそうなイメージを持っています。え?ケダモノおーまいが現れるより鬼の方がましだって!


 

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朝鮮飯店のある交差点を通過して、駅ハイコースをショートカットしながら高崎市役所に向かいます。


 

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通過途中、高チャリなるコミニティサイクルを発見します。100円を入れてハンドル部分の鍵を抜き出すようですが、サドル付近に巻き付けられている南京錠を解除する鍵は何処にも見当たりませんでした。雨だから解放してないのだらうか。


 

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高崎市内に高く聳え立つ21階建ての市役所を見上げてから建屋内部に入ります。


 

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すると1Fロビーにはなんと!高さ8mぐらいの観音様が鋭く聳え立って我々を見下ろしています。


 

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観音像の周囲には何かが巻き付けられています。黒澤君と岡田さんの恋がかないマウスように・・・(左)。マウス?

 

ステキな男の人に巡り逢えますように・・・(右)奈々美さん、もう少し私と早く出会っていれば・・・・。え?勘違いもええ加減にせぃやて。


 

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赤い糸祈願祭が期間限定で開催されていました。そこでウーズマの会長M男が脇で何やらコソコソ書いています。10おくえんあたりますように・・・。しかも子供が書いた字のように見せかけて書いています。10億円と言えば前回9口も出たBIGですね。窓口販売の〆切りは本日12時まで、折角ならばチャレンジしてみるか?既に私はネット販売でかなり仕込んでいましたけど。(笑)


 

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そしてエレベーターに乗り、21F展望台で期待はしていなかったけどご覧の眺望です。ガスっているのは当然なのですが、めっさPM2.5もミックスされている感じの濃度です。


 

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この21F展望フロアーも映画「包帯クラブ」の撮影場所に使用されていました。ここは眼下が市街地なので夜景は綺麗ですね。お勧めです!是非、カップリングで訪問されてみてはいかがでしょうか。いつも山に入り浸っている単独オヤジはどうすんだって?来たけりゃザック背負って勝手に来ちゃってください。


 

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高崎市役所を後にして〆切り時間迫る最寄りのBIG売場に向かいます。今回の10億円は結構な自信がありました。と言ってもコンピューターで勝手に決められるのだが・・・。リーマンハイカーからフリーマンハイカーへ転身できるBIGなチャンスではありませんか。結果は翌日の3月2日でした。10億円!当選口数なんと3口・・・またまたBIGりする程、ハズしまくっていました。(汗) 

 

やっぱダメだな。多額の借入でもしてジョージ・ソロスのように健全なマーケットで投資するしか方法は無いのだらうか。


 

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美容室ハロウィン(ここも包帯クラブに出ます)を通過し、中央銀座商店街に向かいます。


 

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いよいよ雪害を受けてアーケードが崩落した中央銀座商店街にやって参りました。まずは2番街から入りますが、この辺りはアーケードの屋根に問題はなさそうですね。


 

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時代がタイムスリップするかのように年季の入ったレストランやら商店の数々が両脇に並びます。勿論シャッターの下りた商店もございます。


 

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すると突然ソフト整体・健康マッサージ天使が現れます。エンジェルですよ、リラクゼーションハウスです。この表ルートに健康マッサージなんてあるんですね。メタボ先輩ならすぐに喰いついていきます。


 

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オーサキの前でメンバーが何やら騒いでいます。裕ちゃんのレコードのことだったのか~。他に渡哲也もあり。


 

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ふと前方を確認するとアーケード崩落現場が見えてきました。崩落箇所は既に重機で撤去されていますが、手前のV字型に歪んだ崩落予備群は処理に時間が掛かりそうです。よく映画の撮影場所にも使われていたアーケード街の崩落は残念としか言いようがありません。


 

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通行止め箇所は廻り道をしなければならず、迂回からいきなり大人の裏歩きロードに無理矢理入ってしまいます。裏歩きの案内所のようですね。スタッフ大募集!!の告知にOozumaのM子が何やらやる気ムンムン??(爆)


 

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路地に入るとそこは夜の世界、最初はまともそうなパブやらスナックやらが展開されています。


 

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ロシア軍がクリミア半島を占拠するかのように静かに裏街道へと侵攻していきます。ナイトパブ、雅、グランドサロンホームラン・・・と続いていきます。


 

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パパイヤ、めぐり愛・・・妥当なエリアと思いきや、その筋に詳しいメタボ先輩曰く、この界隈で裏風俗の存在を確認したとの情報を以前聞いたことがあります。


 

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奥に進むに連れて貸し物件やら錆びれ方が著しくなっていきます。あの2階のある建屋はなぜか怪しい雰囲気を感じます。メタボ先輩が利用したことのあるレンタルルームであらうか。


 

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そしてカイロプラクティックと思わせて、なぜかラブリーの看板が・・・。30分5,000円ではありません。「5,000円~」これポイントです。ドランクしていると「~」が見えていません。注意深く確認されてください。


 

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そしてフィリピンパブの「パロパロ」、私が役人時代にフィリピンパブが猛烈な勢いで開業されていました。当然役人さんはこういう流行りものが好きですから若手連中は付き合わされるんですね。

 

パロパロとはフィリピンのタガログ語で遊び人を指します。フィリピーナに褒め言葉を申し上げると、すぐに身体を摺り寄せて来て耳元で「あなたパロパロでしょう?」と囁かれます。他にアコー・イカウ・マガンダ・・・とか別に覚えたくもないタガログ語を学習させられていました。電話番号を教えていた同年代の同僚Hには、職場の代表番号宛にフィリピーナからの電話が頻繁に入ります。真昼間の仕事中に同伴のお誘いです。代表番号に掛かってくるもんだから、最近片言の外人さんからHさん宛によく電話が掛かってくるのよねぇ~( ̄ー ̄)と女史の間で忽ち噂が広がります。

 

それから「であっちゃえ場!!」ですが、もうこれ以上のコメントのしようがありません。勝手にであっちゃって下さい。


 

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コスチュームパブ、バー、フィリピン、そしてこのような言葉が主流なのか?何度か登場している健康マッサージとは一体・・・。本当に健康になれるのだらうか。


 

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こちらはただのマッサージANGEL KISS、基本コース6,000円ということは、オプショナルには一体どんな内容が・・・。あまりにもハレンチ過ぎる。そして隣接している「満福」、こちらには満福以外に記載文字が全く無い。2階は普通の民家風であるがかなりメタボ先輩の専門分野に近い匂いがする。そして本当に満福になってメタボ先輩はここから帰宅して行ったのであらうか。


 

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雪害のアーケード街崩落により、やも得ず廻り道をしたところ、いきなり大人の裏歩きになってしまい、OozumaのメンバーM子はキャッキャ騒いでおりました。そして会長M男の視線は微妙な放物線を描いておりました。


 

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中央銀座商店街反対口に出てから別ルートで正規2番街に廻り込んでいきます。


 

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アーケード街より少しでも裏ルートに入ろうとすれば、忽ち健康マッサージアカスリやらかめが行く手を阻みます。


 

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これ以上切りがないので、大人の裏歩きを速やかに終了させてメイン通りに戻ります。今高崎市内でトレンドと思われる「福カフェ」に立ち寄り、ランチタイムにしていきます。


 

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店内にはピアノが置いてあり、若者受けしそうな渋さを感じます。ワンコインのチーズカレーを美味しく頂きます。他のメンバーはバーガーサンドを美味しく頂いておりました。 

 

ランチをしながら本年の裏計画、いや山計画を話し合います。昨年は仙丈ヶ岳がきつかったと会長M男が感想を述べていました。M子は今年は1泊が可能ということから普段行けない山域への入山計画が立てられました。果たしてその山とは一体・・・。


 

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ランチを終えて再び市街地を歩いていきます。老舗百貨店スズランを通過して城址公園の周囲には活気のある鯉が放流されています。


 

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オヤジが鯉に餌をくれていると鳩が集合してきました。なぜか鳩の群れにアタックを仕掛ける子供まで現れます。アタックに驚いた集団の鳩が飛び立ち、その風圧で混在されたクリプトコッカスを浴びた感触を受けて何だか身体がキモくなってきました。


 

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本来の駅ハイルートに軌道修正した我々は、財団法人山田文庫に立ち寄り内部を見学させていただきます。和風図書館山田文庫は約五万冊の蔵書を所蔵しております。


 

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土日ボランティアでお手伝いをしてくれている小学5年生の男の子にコーヒーを頂き、大変親切なおもてなしを受けていきます。


 

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醤油アイスが評判の岡醤油醸造店に立ち寄ると、2012年6月29日に亡くなられた約1年前に地井武男さんが訪問された当時のサインが飾られております。地井さんは私の街歩きの原点ともなった方で、リーマンハイカーに転身させていただいたハイカーの源泉と言っても過言ではありません。


 

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お茶屋さんの水村園では、日本最古のお茶を拝見させていただきます。プレゼン好きな店主のおじさんに1時間お茶の講習までしていただき、健全な街歩きで終了する形となりました。


 

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高崎駅周辺に戻って、〆はラーメンと言いながら中々ラーメン屋がみつかりません。最終的にフードコートで私は吉野家のうな重を頂きました。高崎に本店のあるガトーフェスタハラダのラスクをお土産に購入し、18時56分発でグリーン車に乗車して快適な帰宅となりました。お疲れさまでした。

 

※最後まで御拝読されてしまったあなた!これで裏歩きのファンとして勝手に認定させていただきます。今後もよろしくお願いしますね。では、次回暇ができた時にでも。いつになるかわかりませんが、その日までさよなら、さよなら、さよなら・・・・。

 

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  • 雪椿日月抄 by yukitsubaki san 
    登りたい山が山ほど?!ヨッシャー・ガンバ☆ ◆2007年4月7日 初めてブログをUPしました。 ◆いい汗を流して山登り、キューッと絞れたナイスバディーにニンマリ!! 黒く日焼けしたフェイスに、女心も複雑。純白の雪山にココロを奪われ!新緑に被われた山にココロをときめかせ!登りたい山は海外にココロを、ら・びゅ~ん!
  • AAマダム
    ウエストを保つためと称して登山(なかなか保てませんが・・・) 軟弱登山が大好きで、時々ハード。 冬は南国、夏はアルプスをポレポレ歩き、時々世界に飛び出して、山や街を徘徊? 最近、考古学にはまっています。
  • しあわせのハイキング道 by たねsan
    皆様のシアワセな笑顔がなによりの養分です。どうかこの種が大きく育つようあたたかいコメントをお願いします。皆様の笑顔のためにがんばって更新していきます!(〃⌒∇⌒)ゞ♪
  • ひまじんsan
    群馬県高崎市の郊外で暮らしている団塊世代のひまじんです。 2010年初夏、40年あまりのサラリーマン生活を卒業し、フリーになった時間を有効に活かすため、体力のあるうちに出来るだけ多くの山を歩きたいと思っています。 山歩き6年目突入のひまじんさんの丁寧で参考になるレポをご覧ください。
  • 季節を感じて♪ by でんsan
    谷川連峰馬蹄形縦走挑戦時に出会った同士のサイトです。 ~紹介文~ 群馬の山のないところに住んでいます(^^​) ​山と温泉、おいしいものが好き♪
  • のほほん山歩き by rin san
    のんびりと群馬県の山を歩いています~ ソロで歩いても、みんなと歩いても、山歩きって楽しい♪♪♪ 目指せ!!カッコイイ山マダム(^O^)/
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