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表妙義山縦走【白雲山~金洞山】 2013/11/27 最強の殺人的鎖場登攀シリーズでアドレナリン放出量がMAX!!

表妙義山縦走【白雲山~金洞山】 白雲山1,104m/金洞山1,094m 単純高低差684m Omotemyogi_juso_201311271_247
※画像は相馬岳から見た金洞山(左から鷹返し・東岳・中ノ岳) 

約2年前の駆け出しハイカー時代に「白雲山 」、「金洞山 」を各々個別に登攀したことがありましたが、両者を繋げた「表妙義山縦走」の完結が課題として残っておりました。最近保守的ハイカーに陥っていた私は今一度自分に気合いを入れ込む為、年内最終アドレナリン大放出企画として、やり残していた表妙義山縦走計画の実行を決断してみました。

ウィキペディアによると、「表妙義縦走路は岩稜帯が連続し、こぶ岩・鷹戻し・奥の院の鎖場等で多数の死亡・重傷等遭難が繰り返し起こっている。山と高原地図では難路の登山道(初級・中級・上級の分類の中で分類外の最上級に分類)として記載されていて、妙義山登山まっぷでは上級登山道、国土地理院の地図には登山道として記載されていない。その通過の難しさは、北アルプスの大キレットや剱岳の比ではない。とくに、他の山系と異なり、岩の性質上スタンス(足がかり)が乏しく、鎖を全力で握り腕力で身体を引き上げることを強いられる箇所や、ヤセ尾根で両側がともに100m以上切れ落ちているような危険箇所がしばしば現れ、腕の力が尽きたり、ほんの一度躓いたりしただけで、命を落とす最悪の帰結につながる。」と記載されています。

※北アルプスの大キレットや剱岳の比ではない!・・・両者を経験していないのでよくわかりませんが、両神山の八丁峠や小鹿野町にある二子山(上級コース)を比べると幼稚園児の遊具みたいに感じます。それだけ1発の鎖場の難易度が高く命懸けです。

※鎖を全力で握り腕力で身体を引き上げる・・・確かにスタンスが取りづらいので全力で握りしめる鎖場はあります。しかしながら、全力で握るあまり鎖をブチ切ってしまったら・・・と一抹の不安が残る中、登攀用具無し、革手袋のみで腕力・集中力を発揮して縦走を決行してきました。

私的な鎖場の難易度の順は、①ルンゼ25m2段鎖場②奥の院30m3連鎖場③鷹返し50m鎖場・・・その他諸々、特にこの3つの鎖場が殺人的鎖場の舞台となります。

レポ作成の原動力になりますので、下記1発ランクアップのため、宜しくお願いします。

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【ルート】:道の駅みょうぎ第二駐車場(7:19)⇒妙義神社⇒妙義山登山口(7:28)⇒大の字(8:03-8:11)⇒奥の院(8:27)⇒見晴(8:43-8:49)⇒玉石(8:59)⇒大のぞき(9:10-9:13)⇒タルワキ沢のコル(9:48)⇒相馬岳(9:59-10:11)⇒国民宿舎分岐(10:21)⇒(茨尾根)⇒茨尾根のピーク(10:56-11:00)⇒堀切(11:07)⇒鷹返し(11:35-11:45)⇒ルンゼ25M2段鎖場(12:05-12:12)⇒東岳(12:29)⇒中ノ岳(12:44)⇒大四石門(13:12-13:27)⇒大砲岩(13:33-13:38)⇒(中間道)⇒妙義神社(14:54-15:00)⇒道の駅みょうぎ第二駐車場(15:02)

※歩行距離:13.2㎞ 行程タイム:7h43m

(注):行程時間は個人のペースで歩いたり、自然観察をしている為、またアクシデント・渋滞等発生により全く参考にはなりません。


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関越自動車道東松山IC~上信越自動車道松井田妙義ICで下車し2時間も掛からずに道の駅みょうぎに到着します。駐車場からは先行で攻めていく白雲山が聳え立っているのが見えます。ズームで大の字を捉えてみます。


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登山者用駐車場は道の駅の上側にありますので車を移動してから赤城山を視界に捉えます。3日前に初のBIG10億円(今まで最高額6億円)の当選口数がなんと9口も出て半ば真剣に狙っていたのですが、BIGりするくらい外しまくっていたので気持ちを引き締める為のリセット登山として、敢えて危険な表妙義縦走を選択してしまいました。


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準備を整えてまずは登山口のある妙義神社に向かいます。


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石段を上って登山道入口に到着です。


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大の字のマーキングに従って樹林帯を登っていきます。


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早速1発目の鎖です。鎖場に近づくと身体が金属探知機のように鎖に反応していきます。お約束の鎖掴みポーズ!ですがここは鎖不使用で登っていけます。


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登り上げると新たな鎖が待ち構えています。大の字の鎖場です。鎖に身体を同化させるように鎖と一体となって上昇していきます。


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あまり意味はありませんが、大の字を表裏それぞれ確認してみます。デカァ~イ!!


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大の字からは榛名山(手前)と赤城山(奥)のコラボショットが一望できます。


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榛名山(左)、赤城山(右)


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下界に広がる街並みも絶景の一言に尽きます。


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これから登り上げる白雲山を見上げながら同化した鎖をスルスルと下りていきます。


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大の字の鎖場が厳しいと感じたならば、ここで撤退することが無難であると思われます。大の字より先はいよいよ核心部の殺人的鎖場縦走コースへと突入していきます。


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この先軽い鎖場を越えてから表妙義縦走ルート鎖場難易度ベスト3に入る奥の院に向かいます。


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奥の院手前からは30m3連の鎖場が視界に入り、3名(男性1名、女性2名)のパーティがザイルで確保しながら登攀している姿が見えます。


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そして奥の院に到達です。鉄梯子の上にある石仏は以前見たことがあるので今回はカットです。


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奥の院30m3連鎖場の取り付き口付近にアクエリアスとお茶がお供えしてあります。忘れもしない2013年6月23日、私が初の谷川連峰馬蹄形縦走を日帰りで完結できた日のこと、妙義山の奥の院鎖場で滑落事故があり43歳の男性ハイカーがお亡くなりになったというニュースを見ました。合掌をしていきます。


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湿っている岩場なのでホールドが掴みづらく、ここは鎖に頼りながら上昇していきます。安全を考えて鎖場登攀中のカメラ撮影は自粛しました。正直言うと撮影する余裕がないくらいの高度感タップリで、アドレナリン放出量も一気に増量していきます。


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ほぼ30m登り終えて最後トラバースする鎖場です。トラバース中に滑落されたと報道されていたので、このトラバース鎖場から滑落されたと思われます。最後目の前にテラスが見えているので安堵感が出てきますが、決して最後まで気を抜かずに鎖をガッシリと握り締めて慎重にトラバースして下さい。


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次に現れる鎖は見た目以上に難易度はそれほど高くないと感じました。


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絶景が味わえる「見晴らし」に到達です。眼下には道の駅みょうぎ駐車場が見えています。


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見晴らしテラスでは先程の3人パーティと挨拶を交わします。ザイル、ハーネス、ヘルメットなど装備は完璧です。どうやら引率の男性が女性二人を指導されていたように見えました。私のような未装備ハイカーを見て、なんて無防備な奴が来たんだ的に思われたかもしれませんね。テラスの先は絶壁、正面は絶景が広がっています。


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よく目立っていたのが「浅間山」、手前は裏妙義


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榛名山


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谷川連峰


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下界の風景


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鼻曲山(左)、浅間隠山(右)


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上信越自動車道


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革手袋、己のハート、鎖の三点セットで再び表妙義縦走に立ち向かいます。パーティはザイル使用なので鎖場では用具を回収したりとより安全ではありますが、結構なロスタイムが生じています。


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難易度の高い一枚岩を登り上げて再び谷川連峰を視界に捉えます。


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そしてビビリ岩に取り付きなるべく鎖を使用せずに登攀してみますが、後半部分は鎖をガッシリ掴んで一気に登り上げていきます。


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標高を上げるに連れて高度感が増すのと同時に絶景が広がります。稜線に入り玉石を通過していきます。ここでパーティに追い付いてしまいましたのでお先に行かせて頂きました。


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眼下には本日の癒し温泉でお世話になる予定の「もみじの湯」が見えています。早くこの高度感から逃れて、温泉でゆっくり癒したい気持ちを抑制しながらヒヤヒヤルートを慎重に進んでいきます。


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大のぞきに到達です。正面には巨大な顎のような岩、天狗岩が豪快に見えています。結果、これからキレットから巻いて向かうつもりが天狗岩まで巻いていました。


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30m鎖場を鎖と一体化しながらスルスル下ります。高度感はありますが難易度はそれほど高くはありません。


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長ぁ~い鎖をそのままスルスル下って着地後に見上げます。最後の決めポーズの鎖ガッシリ掴みポーズを撮り忘れました。


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先程までいた大のぞきを横目に相馬岳方向に巻きながら進んでいきます。


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気付けば天狗岩までも巻いてしまい、一気にタルワキ沢のコルに到達していました。


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注意看板を読み込み顔面岩?らしき岩を横目に登り込みます。


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相馬岳に到達です。約2年半ぶり2回目の登頂となりますが、今回は呆気なく山頂に到達した感じがします。相馬岳山頂標識の先に見える山がこれから縦走する金洞山です。


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金洞山に対して、全身の血流が逆流するくらい挑戦的に睨みを効かせていきます。左側から鷹返し、東岳、中岳、西岳とダイナミックな奇岩ワールドです。


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裏妙義の先には「浅間山」


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金洞山の先にテーブルマウンテンの「荒船山」、更にその先に「八ヶ岳」


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金洞山、荒船山、八ヶ岳の貴重なスリーショットです。

最強の気合いが充填されていきます。まるで革命軍の長州力が正規軍トップのアントニオ猪木の首を取りにいくかのように、コーナーで腕をグルグル廻しながら威嚇的な最強の気合いスイッチが入っていきます。


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相馬岳⇔金洞山間のバラ尾根は未踏の区域だったので今回初歩きとなります。一気に鞍部まで下っていきます。


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相馬岳を振り返りながら国民宿舎分岐まで突き進んでいきます。


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そして鷹戻し付近死亡事故多発地帯の看板を通過して、危険な下り道で高度を下げていきます。


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樹間から金洞山を視界に捉えアップダウンしながら堀切に向かいます。


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バラ尾根も結構な危険箇所があり気を抜くことができません。鎖のない岩場下りでやや難易度の高い箇所がありました。


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バラ尾根縦走中、何度も金洞山が現れます。登山禁止の星穴岳にズームを掛けていきます。


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難易度の低い鎖場を経由して、落葉で不明瞭な道を突き進んでいきます。


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難易度高めの鎖無し岩場登攀の箇所があります。気を引き締めて集中しながら上昇していきます。


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登り上げて穴を抜けるとバラ尾根のピークに到達です。


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金洞山に近づいてきました。展望抜群ですが高度感があって落ち着けません。


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絶景の先に聳える裏妙義山


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次に待ち構える鎖場最難関「鷹返し」50mの鎖場、ミスは絶対に許されない。なるお返しだけは絶対に避けなければなりません。


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鼻曲山~浅間隠山


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何度も登場してくる浅間山、そして先程縦走してきた白雲山


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その後、バラ尾根ピークから堀切まで移動していきます。


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この先危険!!看板の先に、鷹返しの頭が嘲笑うかのように聳え立っています。


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「鷹返し」も「鷹戻し」もどちらも同じ場所のことですが、私的には「鷹返し」の名称を優先的に使用させていただきます。この近辺で道に迷われたハイキングハイカーのオジサンに出くわしました。相馬岳方向の場所を聞かれ、堀切から中間道に出たいらしい。このままだと鷹返しに向かっているので、引き返せば堀切に出られると説明していきます。道に迷われてハイキング装備で鷹返し登っちゃったら大変だ。その後のルンゼ25m下るなんて無理!


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難易度高めのお椀型鎖トラバースをクリアして、鷹返し取付き場にアプローチしていきます。


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鷹返しが近づくに連れて緊張感が高まっていきます。今更引き返せない。完結して保守的ハイカーに陥った精神力を高めていかなければ、次の壁を乗り越えることなど到底できない。


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そしていよいよ鷹返し鎖場に取り付く心の準備を整えていきます。


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まずはオーバーハング状の嫌らしい鎖場、登り上げて見下ろします。


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垂直梯子を上って”クサリ放すな!”表示を通過していきます。


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上昇するに連れて難易度が高まっていきます。一気に登り上げることも可能ですが、途中テラスがありますので激流のように放出されていたアドレナリン調整をしていきます。


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再び鎖と真剣に一体化してからテラスで見下ろします。高度感タップリです。なぜか軸足の膝が震えます。前回登攀した時は熱中登攀だったので高度感よりも暑さで脳が麻痺してたようです。本日は高度感を遮る要素がないので高度感MAXで体感しております。


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周囲の絶景を見る余裕はあまりありません。早く高度感から逃れたい気持ちの方が優先です。そして最終鎖場に全力でガッシリと取り付きます。腕力尽きた人は滑落の二文字が待っています。


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鷹返し基部に到達できました。ナルオ返しにならなくて一先ず安堵感が出てきました。ここ鷹返しではハイカーとは交差しませんでしたが、某ツーリズムのような団体が鷹返しツアーを開催し、鎖場交差渋滞なんて発生したら殺人が起きるかもしれませんね。


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鷹返し頭からの景色ですが、あまり落ち着けませんね。


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白雲山を横目にルンゼ25m2段鎖場に向かいます。稜線上は両脇がスッパ抜けた断崖箇所があるので要注意です。


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脅威のルンゼ25m2段鎖場に到達です。見下げているだけでもビビル大木になりますので、1段目を無心で鎖にガッシリと取り付きスルスルテラスまで下っていきます。


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そして少し間を置いてから2段目のオーバーハング状の鎖を腕力主体で下ります。スタンスが置けず前回は宙吊りにされた箇所です。


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下ってから見上げ、その後少し離れてから再度見上げます。あの裂け目を下ってきました。恐るべし!脅威のルンゼ25m2段鎖場


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更に離れてからルンゼを眺めます。あそこはあまりにも危険すぎる!


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稜線上は高度感に満たされています。早く稜線歩きから逃れたい!という気持ちからサッさと東岳に取り付いていきます。


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満腹状態の絶景やら高度感を体感しながら集中しながら歩きます。


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東岳に到達です。特に標識はありませんが目印は鎖でしょうか。


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狭いピークの下は断崖状態、次に向かう中岳を捉えます。


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東岳よりルンゼ25m2段鎖場を振り返ります。すると、二人のハイカーが現れます。あの垂直な裂け目をスルスル下ります。万が一のミスも許されません!


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やはり腕力頼りに鎖をガッシリと掴み危なっかしくも見えましたが、テラスまで気合いで下りていたように感じます。


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私は東岳を下り中岳に向かいます。


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稜線ではスッパ抜けた箇所があるので要注意です。足を止めて荒船山を眺望していきます。


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東岳を振り返って、祠がシンボルの中岳に到達です。


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中岳直下ではやや長めの鎖場を下っていきます。


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最後の落葉地帯の鎖場を下って最終鎖掴みポーズを決め込みます。そして、ほぼパーフェクトな安堵がここで得られます。


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樹林帯を下り中間道の石門広場に出てきました。


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第四石門をバックに御婦人ハイカー二人組と写真を撮り合います。御婦人ハイカーは妙義神社から中間道を歩いてきて車道歩きで戻られるそうです。私も同じ妙義神社から白雲山~金洞山を縦走してきたと申し上げると、ザイル、ハーネスなど登攀用具無しで単独でしょう。と驚かれます。先月も鷹返しで滑落死亡事故があったと申しておりました。


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前回三本の生傷を刻まれた愛用のカシオ電波時計も今回新たな刻み込みはなかったようです。革手袋はガッシリと掴んだ鎖で痛々しく見えます。指には擦り傷がありました。


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第四石門から相馬岳直下のタルワキ沢の出合いまでは未踏区間です。折角なので大砲岩にも立ち寄ってみることに致しましょう。


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分岐より難易度が低い鎖場を一気に下がっていきます。


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鎖のトラバースから鎖場登攀へと移動していきます。ルンゼ25m2段鎖場のスタンス取れないコンディションとは異なり、しっかりと足切りされていますので宙吊りにされることはまず考えにくいでしょう。


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高台に出て大砲岩(左)、てんぐのひょうてい(右)を確認します。ひょうていの上には年輩のクライマーたちがランチタイムで占拠されていたので登りませんでした。


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胎内くぐりに近づきます。足元は高度感がある箇所がありますので要注意です。


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白雲山(左)、荒船山(右)


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大砲岩見物後は分岐に戻り、妙義神社方向に向かって中間道を歩いていきます。


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頭上注意の箇所や鉄階段をアドレナリン放出しないで安心しながら歩いていきます。


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本読み僧、大黒の滝をチャッチャカ通過していきます。基本下り主体なので逆側から歩くより楽ができると思われます。


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紅葉を観賞しながら心と身体のクールダウンをしていきます。


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やがて妙義神社に到達し、立派な本殿に表妙義縦走を怪我もなく無事に完結できたことの御礼をしていきます。


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長い石段を下っていきます。本日の表妙義縦走にお供したシューズは、メレルカメレオンのミドルカットでした。


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無事に道の駅みょうぎ第二駐車場に帰着できました。歩いた軌跡をアプリで確認していきます。


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アドレナリンが放出し過ぎてしまい、不足状態に陥っていた為、大至急癒し温泉に向かわねばなりません。約700m先に「もみじの湯」がありますので、音速の貴公子モードで移動していきます。駐車場からは白雲山の聳え立つ山容に迫力を感じます。そして大の字にズームを掛けていきます。


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思う存分、もみじの湯で疲労した身体をたっぷりと癒してアドレナリンの給油をしていきます。給油後は更に辛みそラーメンを美味しく頂き、パワー復活で帰路に着きます。

大変スリリングでドラマチック?なロング縦走をご覧いただき誠にありがとうございます。お疲れ様でした。また次回お逢いしましょう!

Produce By Naruo OhMy



■天候:晴れ

■出会った人:18人(白雲山3人、バラ尾根1人、金洞山0人、大砲岩・中間道14人)

■タイム:7:19~15:02【7時間43分、休憩等含】 

■形態:単独行 

■水分:2.0L(ペットボトル500ml:4本) 

■山域:妙義山

■出発地点より駐車場までの片道距離:102㎞ 

■登頂日:2013年11月27日(水)

■その他:  

★いつかは完結しなければならない義務感を表妙義縦走に抱いており、一先ず無事に怪我もなく完結できたことに感謝です。毎年必ず発生している鎖場の事故、とにかく終始集中力を切らさないように歩きました。

★腕力主体の殺人的鎖場上位3本は、非常に厳しく、腕力・集中力・鎖の三点支持で登攀していきました。やはり腕力が抜けた時、諦めてしまった時が滑落の時期になってしまうものと感じます。絶対に鎖を離さない!絶対に諦めない!これに尽きます。

★大キレット・剱岳が比にならないくらいの凄まじい縦走を完結し、より精神力がパワーアップしたような気がします。下界でのある程度の事象であれば、表妙義縦走が出来たのだからと割り切れば、怖い物はあまり無いという気がしてきました。常に冷静で逆境に打ち勝ち、一気に日経平均予測値5倍返しに匹敵する勢いを社会的激震が起きるくらいのものを打ち出していきたいものです。何を?って、別に具体的な物はないですけどね。

★無事に鎖をブチ切らずに生還できたことに喜びを感じます。基本的に保守的ハイカーなので、あまり危険な縦走を実行すること自体本意ではありません。鎖場登攀シリ-ズいつやるんだ的に思われていた方もいらっしゃると思いますが、登攀よりも日帰りロングな縦走に嗜好をシフトしていったので、表妙義縦走以上のことをやることはきっとないでしょう。

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