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至仏山 2012/10/6 深Qの日本百名山登頂シリーズ(Vol.27)

至仏山(しぶつさん)2,228m 単純高低差821m(鳩待峠~山ノ鼻経由)

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※画像は、山ノ鼻より向かう「至仏山」と草紅葉

至仏山は、燧岳と共に尾瀬のシンボル的存在の深Q百名山の1峰です。挑戦的に聳え立つ燧岳とは対照的に、ゆったりとした山容は、尾瀬ヶ原を歩くハイカーにも安心感を与えてくれるような姿を見せています。

前回(2012/9/22 燧岳 )訪問に引き続き、2度目(冬場を除く)の尾瀬に再来です。尾瀬の未踏名山「至仏山」登頂を目的に、まずは鳩待峠に向かいます。今回は(2012/8/25 男体山)以来の同行者「ステイサム」を地元でピックアップしてから、深夜のドライブを経て、尾瀬第一駐車場に向かいます。その後、早朝第1発目(AM4:40)の乗り合いバスで鳩待峠まで乗車、なんと!鳩待峠は既に多くのハイカーが大集結です。まさか・・・至仏山登頂にこんなにも多くのハイカーが?と困惑しながら、ヘッデン装着して木道をひたすら歩いて山の鼻に向かいます・・・・・。

更に、山頂直下に出現してくる滑り止めの効かない赤茶色の蛇紋岩(じゃもんがん)が、容赦の無いくらい我々をツルツル地獄に陥れていきます。そこでなんと!腕を負傷するアクシデントが・・・・。

レポ作成の原動力になりますので、下記1発ランクアップのため、宜しくお願いします。

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(ルート):鳩待峠(5:23)⇒山ノ鼻(6:03~6:15)⇒一杯清水⇒高天ヶ原(8:00)⇒至仏山(8:22~8:50)⇒小至仏山(9:27)⇒オヤマ沢田代(9:50)⇒鳩待峠(10:45)


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深夜自宅最寄駅で、同行者のステイサムをピックアップして、関越自動車道沼田IC下車⇒国道120号線経由、尾瀬第一駐車場にAM3時20分到着します。乗合バス発車時刻までまだ時間があるので、車中小休止していきます。


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準備を整え、乗車券販売所で鳩待峠行(片道900円)のチケットを購入してからAM4時40分発の乗合バスに乗り込みます。


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辺り真っ暗の峠道を30分揺られながら、鳩待峠に到着します。


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鳩待峠に到着すると、なんと!ハイカーが大集結しております。既に乗合タクシーが数台出発していたのは存じていましたが、早朝からこんなにも多くのハイカーが、一体何処から湧き出てきたのだらうか。


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至仏山登頂へは、周回ルートを利用する為、登山口のある「山ノ鼻」まで木道歩きをしていきます。ヘッデンを装着して5時23分、まずはハイキング開始です!


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木道を淡々と歩いていくと、周囲はいつの間にか明るくなってきます。山ノ鼻までは、一旦標高を190m緩やかに下げながら歩きます。


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道中、他のレポでよく目にする熊避けの鐘です。名物化している?


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間近に見える至仏山を視界に捉え、やがて山ノ鼻に到着します。ここで、40分程度のハイキングは一先ず終了です。


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ビジターセンター前では、色鮮やかなテントが張られています。


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至仏山荘前では、レストランメニューが掲げられ、眺めていると早くも口内で唾液が充満し始めます。


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至仏山荘前では、ハイカーたちが待機しておりますが、誰も登山口に向かおうとしておりません。草紅葉豊富な尾瀬ヶ原散策目当てのハイカーが大多数でしょう。


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我々は、至仏山登山口のある木道に向かいます。


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見事な色づきを輝かせている草紅葉です。


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ゆったりとした山容で、待ち構えている至仏山に向かって、木道を進んでいきます。


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登山口に到着、ここより至仏山頂目指して登山開始です!


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色付いた紅葉を視界に入れながら、少しづつ高度を上げていきます。


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間もなく、標高1,500m付近から始まる森林限界に到達します。「ここから山頂までは上り専用」の看板があります。ここから先は、原則下り禁止です。体調不良や天候不良時の撤退は、例外的に可能と判断します。


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1,500m付近の紅葉はいい感じですね。(2012年10月6日)


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広がる尾瀬ヶ原の先には、燧ヶ岳が挑戦的に聳え立っています。しかし生憎、山頂付近は雲に隠れています。


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更に高度を稼いでいくと、蛇紋岩のガレ場が現れます。この先に連続するツルツル地獄が待ち構えていることなど、予感していませんでした。


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徐々に蛇紋岩のガレから岩場へと変化していきます。ステイサムも難儀な歩きに苦戦中です。


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得意の鎖場登攀に差し掛かります。スタンスは取れるが、非常に滑り易い! 

この「蛇紋岩(じゃもんがん)」見た目以上にかなり手強い・・・と、い蛇もんばかり付けていられません。蛇ぁ、文句の付けようもありませんね。ここでオヤジギャグの嵐で蛇紋に対抗していきます。


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ステイサムもツルツル蛇紋鎖場登攀で、悲鳴寸前です。


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整備された木階段に辿り着き、展望台のある「高天ヶ原」で小休止です。


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展望台からは、ガスの合い間に見える尾瀬ヶ原が一望できます。


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斜面に色付く紅葉景色、眼下には山小屋が見えています。


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小休止後、再びツルツル蛇紋鎖場登攀からスタートです。そして急な木階段上がりです。


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ジグザグの階段登りを消化していきます。


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再度、ツルツル蛇紋地帯に入るとなんと!気を抜いていたのか、足を滑らせ顔面殴打になりかけた状態を右腕でカバーしていきます。御蔭で、私の甘いマスク?は無傷、代わりに、作業用手袋を嵌めていなかった右手首踝部位が負傷、軽い流血と打撲症状が発生します。恐るべし、蛇紋岩の洗礼を受けました。身体に傷を付けられても、やはり、い蛇もんは付けられませんね。(汗)

因みに、同行者のステイサムは、昨年苗場山登山において、濡れた岩場で顔面を殴打し、眼底部分に痣を造ります。


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その先にあったベンチで、右手首の応急処置を施していきます。


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ガスの切れ間に一瞬、至仏山山頂が姿を現します。山頂まで非常に近い位置に、アプローチしてきたことが伺えます。


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アタック体制を整えつつ登り込んでいきます。斜め左方向には、小至仏山を確認します。


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気が付けば山頂に出ていました。山頂には、山ノ鼻への「下り禁止」措置のお知らせ看板が設置されています。登山者の安全保護と植生保護が理由のようです。ツルツル蛇紋は乾いていても滑りますので、特に下りは危険度倍増です。下りを開放したら、怪我人続出でしょうね。


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至仏山登頂成功です!山ノ鼻登山口からは、コースタイム3時間のところ、2時間7分での登頂です。山頂標識は、墓石タイプの頑丈な石で造られています。


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登頂記念に、ステイサムとお互いの勇姿を撮り合います。


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端の空いたスペースでお昼を頂くことにします。遠目からゆったりと見えた山容とは裏腹に、山頂北側は、断崖チックな危険な箇所でした。


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残念ながら、ガスで周囲の展望があまり利いていません。


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いつの間にか、山頂は多くのハイカーで、大バッティング状態になっていました。


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30分弱様子を見ましたが、ガスが抜ける見込みがないので、下山することにします。


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鳩待側にも山ノ鼻コースほどではありませんが、ツルツル蛇紋が待ち構えており、慎重に足場を確保しながら下っていきます。


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狭い登山道では、上りハイカーと下りハイカーが著しく交差していきますので、渋滞が暫し発生中です。前方には、ガスの切れ間に小至仏山が現れます。


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徐々に小至仏山にアプローチしていきます。


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登り込みながら、振り返って至仏山と歩いて来た登山道を眺めます。


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そして、一気にアタックを仕掛けて、「小至仏山」登頂成功です!


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山頂は狭く、岩だらけで休憩ポイントになる場所ではありません。


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階段を下り、蛇紋岩を廻り込みながら下ります。


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そして快適な稜線歩きをしていきます。


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一瞬ですが、燧ヶ岳山頂部分の双耳峰が確認できました。眼下には、鳩待峠が見えています。


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木道歩きに入り、保守派のステイサムの歩きが、木道にマッチングした歩きに見えます。


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鳩待峠まで3.4Km地点の「オヤマ沢田代」に到着です。木道の周辺には、高層湿原が広がっています。


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地塘の見える高層湿原っていいですね。


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オヤマ沢1,980mから鳩待峠までは、400m弱標高を下げていきます。


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色付き始めた紅葉、尾瀬ヶ原を眺望しながら下っていきます。


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鳩待峠残り1.0km地点から、チャッチャカ下っていきます。


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鳩待峠に到着です。鳩待峠側の登山口から山頂まで、4.5kmあるのですね。


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鳩待峠では、山ガールたちが尾瀬看板をバックに、記念撮影を楽しんでおります。


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そこへ、ステイサムが快適に下山してきます。


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バス発車時刻まで5分強ありましたので、チケットを購入して、11時発の乗合バスに乗り込みます。


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時刻もまだ早い時間帯なので、車内はガラガラです。ステイサムは快適な疲労感に包まれ、笑顔で鳩待峠を離れてきます。


 

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尾瀬第一駐車場に到着し、その後、「南郷温泉しゃくなげの湯 」に向かいます。尾瀬の景観を味わいながら、ハイキングコースから頂いた新鮮な疲労感と、蛇紋岩で挫創した手首の傷、ツルツル地獄で受けた精神的疲弊感をここでたっぷりと癒していきます。今回帰宅は早く、17時30分には、埼玉解散となりました。


■天候:曇り 

■出会った人:多くのハイカーと擦れ違いカウント不能(但し、山ノ鼻コース3人)

■タイム:5:23~10:45【休憩含】

■形態:同行者あり(ステイサム氏)

■水分:3.2L(ペットボトル500ml他:6本持参)

■山域:尾瀬

■深Q百名山:第27座目

■出発地点から登山口までの片道距離:145Km

■その他: 

★男性的山容の「燧ヶ岳」に続き、女性的山容の「至仏山」は、たいへんリラックスしながら登ることのできる百名山でした。しかし、山ノ鼻コース上部に出現する蛇紋岩は、特別な思いを込めて登り上げることになるでしょう。特に黒光りした部分の蛇紋には要注意です。

★山頂は終始ガスリとなり、残念な展望となりましたが、尾瀬ヶ原へ続く一部草紅葉が見れたことに、尾瀬自然の価値の高さを実感できました。

★尾瀬地域には、来年も再来したいと思います。

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