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谷川連峰半馬蹄形縦走(日帰り)挑戦!2012/9/1 谷川連峰登頂シリーズ

谷川連峰半馬蹄形縦走(日帰り反時計周りVersion)白毛門1,720m/笠ヶ岳1,852m/朝日岳1,945m/ジャンクションピーク/清水峠 単純高低差1,282m

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先月(2012年8月)の企画山行で、「財布紛失事故」を起こして、敢え無く予定変更を余儀なくされた「谷川連峰半馬蹄形縦走」への挑戦を再び決行する意思を固めていました。

まずは、このコースを縦走出来なければ、本番の馬蹄形縦走に挑戦できないと考え、白毛門を突破する反時計周りで挑戦していきます。

コースポイントは、まず初っ端から急登との格闘をこなして、一気に標高1,000mを稼がなければ、次のステージに進めない修羅場門が待ち構えております。私的に白毛門に至るルートを、谷川岳の西黒尾根・巌剛新道より厳しいと感じております。ここをどのように突破するか?行程時間・スタミナ温存・飲料等の摂取配分など、計算しながら突破していかなければ、縦走を成功させることは困難だらうとポイントを絞った歩きに集中していきます。

当日は、なんと!この修羅場門で、過去谷川連峰系山行(5度目)で最も厳しい修羅場の壁にぶち当たります。果たして、ハプニングなしで今度こそ縦走できるのか!おーまい!

レポ作成の原動力になりますので、下記1発、宜しくお願いします。

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(縦走ルート):土合橋駐車場(5:48)⇒松ノ木沢ノ頭(7:48)⇒白毛門(8:42)⇒笠ヶ岳(9:34)⇒朝日岳(10:45)⇒ジャンクションピーク(11:18)⇒清水峠/白崩避難小屋(12:34)⇒旧国道へ⇒鉄砲平(13:29)⇒白樺避難小屋(14:39)⇒新道⇒JR見張小屋(16:26)⇒土合橋駐車場(17:31)


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半馬蹄形縦走に備えて、前日は月末の忙しさを消化し切ってから、仕事を定時で上がり、真っ直ぐ帰宅です。その後、21時~2時まで熟睡してから自宅を出発します。立ち寄った赤城SAでは、やはり眠くなり少し仮眠をしていきます。その後、水上IC下車⇒道の駅「水紀行館」で前回の失態を繰り返さないよう周囲を一望していきます。


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道の駅より10キロ先にある土合駅のトイレを拝借してから、土合橋駐車場に到着です。既に10台ぐらいの車が停まっていました。


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ザックには、5.7Lの飲み放題状態の各種ドリンクを詰め込んで、万全の準備で挑みます。谷川連峰馬蹄形概念図の半馬蹄形部分を、しっかりと目に焼き付けていきます。


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5時48分縦走開始です!橋を渡るとなんと!人がぶっ倒れているのかとビビリました。よく観察してみると、河原でいびきを掻いて眠っています。まぢで増水してきたらどうするんですかね。余計な心配をしてしまいました。


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そして、道標を越えると一気に急登が始まります。ここでダブルステッキを駆使した健脚ハイカーを先に行かせます。後に朝日岳登頂目前でそのハイカーと再開します。


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木の根っこを掴みながらグングン上昇していきます。第一のポイントの白毛門に至るルートで、一気に高低差1,000mを稼いでいきます。丁度、1,000m地点を通過です。 


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暫く、根っこを掴みながらの上昇は続いていきます。しかし、飲み放題状態のザックが重すぎたのか?コンディション不調なのか?身体が思うように上がっていきません。10回以上の小休止をとりながらの行動に変わり、ロスタイムが生じていきます。とにかく少し進んでは、休むの繰り返しが続いていました。滝のように流れ続ける汗を補給するのに、既に3本のペットボトルを消費していました。


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周囲をガスに取り囲まれて、展望が利きにくい状況からモチベも高まっていきません。撤退も視野に入れながら、白毛門までは登頂してみようと軽い気持ちに切り替えていきます。


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一旦、傾斜は緩んでいきますが、再び急登を踏ん張りを効かせながら登り込んでいきます。


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そして、岩場に挿しかかった頃、得意の鎖場登攀と向き合います。鎖場と戯れるようになり、ようやく調子が上向きになりかけてきました。ガスの切れ間から、かなりの高度を稼いできたことが伺えました。


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松ノ木沢の頭(1,484m)に到達です。周囲はガスの流れが著しく加速しています。ここまで予定外の約2時間を要しました。当初、白毛門登頂時間を2時間30分と計画していました。


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正面に見える谷川岳山頂部は、分厚い雲に覆われています。これから向かう白毛門も、山頂部はガスで隠れています。


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ガレ・岩場を登り込んでいきます。加速するガスの流れに当たり、肌寒く感じてきました。本日の縦走は、難儀な歩きを覚悟しなければ達成できないだらうと考えます。


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鎖をクリアしていくと、山頂部が見えてきました。


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第一の通過点、修羅場門にアタック成功です!行程時間は3時間を要しました。山頂は貸切状態です。因みに擦れ違うハイカーは、まだおりません。


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調子もやや上向き加減に変わり、休憩なしで笠ヶ岳に向かうことにします。今年6月の訪問時より、笹が深くなっていました。


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笠ヶ岳への稜線を歩いていると、なんと!蛇出現です。直径3センチぐらいはある太い身体をした猛毒っぽい色つきの蛇にビビりながら進んでいきます。道中、累計6匹程度の蛇に遭遇していきます。(汗)


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やがてガスが引いて来たので、笠ヶ岳、朝日岳に向かう稜線が、一望できるようになっていきます。


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谷川岳のガスも僅かに引いてきて、マチガ沢の雪渓が確認できます。


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馬蹄形稜線の茂倉岳方面を眺めながら、笠ヶ岳を登り返していきます。


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灼熱の暑さへと天候の変化が加わり、笠ヶ岳へのアタックにも負荷が掛かります。


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こちらも貸切の笠ヶ岳山頂です。


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山頂より周囲の眺望を見渡します。新潟県側にある巻機山方面は、晴れ間が見えています。次に目指す朝日岳は未だガスに覆われています。


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2~3分下ると、笠ヶ岳避難小屋があります。中を覗いてみます。詰めれば10人は入れるかな。


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朝日岳に至る稜線上では、アップダウンを繰り返していきます。歩いているうちにガスは消え、逆に日射しが肌を刺激するようになっていきます。


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雷雨になれば、逃げ場がないと思われる視界良好の稜線歩きを続けていくと、朝日岳山頂部を視界に捉えます。


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清水峠に下る馬蹄形ラインを眺め、奥には巻機山が雄大に聳えています。


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通過してきた笠ヶ岳方面の稜線を振り返ります。前方の朝日岳山頂部にズームを合わせます。人が立っているのが見えました。先行者か?


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清水峠~七ツ小屋山~蓬峠方面にも、レンズを合わせていきます。送電線監視所をズームで捉えます。


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徐々に朝日岳にアプローチしていきます。稜線から右手側は、ダイナミックな自然の光景が伺えます。


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朝日岳アタックを決め込む手前で、登山口で先行していったダブルステッキの達人と再会します。周囲がガスガスの中登ってきて、好転した天候にお互い絶賛し合います。


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そして、一気にアタックを仕掛けて登頂成功です!天候回復による周囲の予想外の景色に圧巻していきます。


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これから向かう未踏エリアのジャンクションピーク方面と池塘、そして越後三山の魚沼駒ケ岳・中ノ岳


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朝日岳山頂では、蓬峠で熊を見かけたという青年に出会うつもりが・・・そんな青年どころか山頂には誰もおりません!またまた貸切です。

熊の出没エリアの蓬峠下側は、ちょうど縦走通過地点になっているため、熊情報を入手しておきたかったのが本音です。実はその後の山行で、寿命を縮められる光景を目の当たりにしていきます。


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適度な休憩で、朝日岳貸切山頂を堪能できたので、いよいよ未踏エリアに突入していきます。山仲間の健脚Mana氏は、同じく朝日岳より先が未踏エリアでした。

ジャンクションピークに向かう木道から、絶大なる優越感に浸りながら歩いて行きます。一歩一歩勝ち誇ったかのような烙印を登山靴で押印していき、なぜか雄大に見える自分に錯覚していきます。


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宝川温泉への分岐道を右手に見ながら、地塘を眺めていきます。巻機山の地塘のように、「喪黒福造」には見えませんでした。


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清水峠に向かう下り道で、4人組(男女各2人)の沢登りハイカーと擦れ違います。その中の格好いいマダムハイカーに声を掛けられます。「どちらから来られたの?」・・・「修羅場門から上がって、日帰りの半馬蹄形をやっています!」、逆に何処から来たのか尋ねると「堀切沢」から沢登りで上がってきたそうです。マダムハイカーの格好良すぎに圧巻です。


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清水峠の方向を眺めるとJR小屋が確認できます。近距離に感じますが、歩いても中々距離が縮んでいきません。


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ジャンクションピークからは、湯沢方面の眺望が利いています。


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雄大な「巻機山」を何度も確認しながら、稜線上を歩いていきます。


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ジャンクションピークを下っていくと、巻機山(難路・道ナシ)道標を見つけます。巻機山に進む方向を確認すると、藪漕ぎそのものでした。周囲にいた沢登りチック風なハイカーたちに、「巻機山からは、朝日岳への道がありましたよ!」と伝えると驚いていました。


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二山越えた稜線上を歩き続けると、きっと巻機山に辿り着くだらう。かなり長い行程が想定されます。巻機山の右奥側には、越後三山の駒ケ岳・中ノ岳が確認できます。


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ジャンクションピークを振り返って、清水峠に向けて標高を下げていきます。


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上越のマッターホルンの異名をもつ鋭峰「大源太山」(だいげんたさん)1,598mが迫力ある山容で聳え立っています。


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大源太山を正面に見ながら、暫く標高を下げ続けていきます。旧国道ルートに向かう半馬蹄形には影響は軽微ですが、七ツ小屋山に登り返す本馬蹄形では、非常に厳しい登り込みが待ち構えることになります。


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「池ノ窪」を通過して、鉄塔のある場所に進んでいきます。


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すると目の前に清水峠が一望できます。手前の白崩避難小屋と赤い小屋風の送電線監視所(山小屋ではありません)が見えます。


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やがて白崩避難小屋の前に出ました。小屋の脇には、鳥居と祠が設置されています。


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小屋内部を覗いて見ることにします。シュラフを持参してくれば宿泊可能(10名程度)ですね。私的には泊まる気は致しませんが・・・。


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白崩避難小屋を離れ、送電線監視所の周囲だけ見学していきます。清水峠では、人の気配が全く無く、おまけに風が強まってきて、嵐でも近づいているような気配さえ感じるようになってきました。時刻は12時30分は過ぎています。日没に間に合うように下山しなければ・・・。


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清水峠の交差点です。蓬峠方面が本馬蹄形ルートです。ここから再び厳しいルートが待ち構えることになります。来年の夏至近辺には挑戦できるだらうか?


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ここからは明治18年開通、その後廃道となった旧国道を利用して、本馬蹄形エスケープと言っても過言でない非常に長いルートで、土合駅方面を目指して歩いていきます。


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地図をご確認頂ければわかると思いますけど、これがとにかく長いんです。遥か前方に見える谷川岳山頂部には、分厚いガスが覆いかぶさっています。


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途中二箇所ほど、送電線巡視路との分岐があります。迷いこまないように、土合方面に進んでいきます。


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旧国道と言っても、崩落気味の箇所がありますので、渡るときは要注意です。途中沢の水で、思いっ切り顔を洗い流していきます。


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フラット気味の樹林帯を歩きながら、笠ヶ岳~朝日岳~ジャンクションピークの歩いて来た稜線を眺めていきます。


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大きな鉄塔のある鉄砲平を通過して、暫く歩いて行くと、再び水場で顔を洗い流していきます。飲料は飲み放題状態に確保してきたので、補給はしませんでした。沢筋下の方向で、沢登りしているハイカーの声が聞こえていました。


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蓬峠近辺下側を歩いている時でした。なんと!巨大な糞を発見です。熊のキジウチと思われるブツでした。暫く人と出会っていないので、ビビる大木気味になっていきます。


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無心で歩きながら、白毛門・笠ヶ岳・朝日岳の歩いて来た稜線を再び眺めて、よくあの稜線を歩いて来れたなと自己絶賛していきます。


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そのまま無心でいると、再び巨大な熊のキジウチの跡を見つけて、ビビる大木モードに戻ります。


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蓬峠分岐点に近い場所でした。この近辺には熊が出没しやすいのだらう。気を付けなければ。


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分岐から土合方面に少し下ると、白樺避難小屋に到達します。中を覗いてみると、横になれる状況ではありません。


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樹林帯を下っていくと、旧国道大崩落により道が無くなっているようです。元々新道を通過する予定でしたので、特にルートの変更など問題はありません。


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赤テープの付されている方向から、長い樹林帯下りを消化していきます。


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そして水量の少ない武能沢を通過していきます。


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その後も水量のない芝倉沢を渡っていきます。


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開けた場所から谷川岳を眺望していると、ポツポツと雨が落ちてきていました。


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JR見張り小屋からは、雨が強くなってきて、早足で土合駅方向に進みます。


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土合橋まではまだ2.5Kmあります。ここより先は雨の為、撮影を控えながら歩いていきます。シャツは汗で濡れていたので、レインを装着せず、ザックカバーのみ出します。


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暫く歩いていくと雨も弱まってきました。国道に出るまでは平坦な砂利道です。


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長い林道を抜けて国道に出てきました。土合駅は500m先にあります。


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宿泊客で賑やかになっているMAXの脇を抜けて駐車場に17時31分帰着です。約12時間弱の非常に長い行程となり、一先ず、半馬蹄形縦走を成功させることができました。


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半馬蹄形縦走で、大量に噴き出した汗を洗い流し、疲弊仕切っている身体を癒すため、湯テルメ谷川に立ち寄ります。18時30分頃に入場したので、露天風呂は一時期貸切状態になりました。登山の事は頭から離れて、ゆっくりと湯舟に浸かって癒していきます。


■天候:曇りのち晴れ、終盤雨の忙しい天気でした。 

■出会った人:14人(白毛門1人、笠ヶ岳~朝日岳1人、~清水峠10人~土合橋2人)

■タイム:5:48~17:31(休憩含)

■形態:単独行

■水分:5.7L(ペットボトル500ml他:11本持参)⇒消費量5.2L

■その他: 

★谷川連峰半馬蹄形縦走なら、日帰りで日没前までに、起点に戻ることが可能かと登山地図のコースタイムを見て判断しました。半馬蹄形縦走成功により、来年夏至頃、陽の長い時期を狙って、本馬蹄形にチャレンジしてみたいという意欲が高まります。しかしながら、実力がまだ伴っていませんね。色々エスケープも考慮して、谷川を愛するハイカーとしては、挑戦する価値は大いにあると考えます。

★翌日は、長距離を歩いた結果、脚部に絶大なる疲労感が残っておりましたが、流れるプールで遊んでしまいました。(爆)

★谷川連峰の各箇所を攻めまくり、より谷川の風土気候・雰囲気に慣れて、そして研究を重ねていき、何時の日か日帰り本馬蹄形縦走を成功させてみたいものです。

★清水峠からは平坦な道、下り道しかなかったのですが、土合橋まで5時間の行程を要しました。非常に疲れる歩きでした。

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