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谷川岳(巖剛新道) 2012/8/4 谷川連峰系登頂シリーズ

谷川岳(巌剛新道)1,977m 単純高低差1,227m

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谷川連峰半馬蹄形縦走を計画していた私は、登山直前になり、財布を道の駅「みなかみ水紀行館」に置き忘れたことを思い出します。必死になって捜索しているうちに、善意ある方からの警察への届け出が切っ掛けで、事は解決へと導かれました。

詳細は、「谷川連峰半馬蹄形縦走前、道の駅「水紀行館」トイレにて、財布を置き忘れる緊急失態により断念」編にレポしてあります。

その後、メンタル面の疲弊及び3時間のロスタイム発生による登山コースの変更を余儀なくされます。確実な日帰りコースとして、谷川岳のみ登山することに結論付けました。昨年9月、「西黒尾根 」から登頂していたので、巌剛新道を利用して登頂してみることにしました。

レポ作成の原動力になりますので、下記1発、宜しくお願いします。

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(ルート):谷川岳RW駐車場(7:50)⇒マチガ沢(8:20)⇒巌剛新道登山口(8:23)⇒ラクダのコル(10:07)⇒ザンゲ岩(10:55)⇒四ノ沢ノ頭(11:08)⇒谷川岳トマの耳(11:16)⇒谷川岳オキの耳(11:33)⇒肩ノ小屋(12:15)⇒四ノ沢ノ頭(12:23)⇒ラクダのコル(13:08)⇒鉄塔(14:26)⇒西黒尾根登山口(14:39)⇒山岳指導センター(14:44)⇒谷川岳山岳資料館(14:53)⇒谷川岳RW駐車場(15:12)


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自宅をAM2時出発し、関越自動車道東松山IC⇒赤城SAで軽い仮眠をとります。その後、水上IC下車して、道の駅「水紀行館」でトイレ休憩をしていきます。


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トイレ休憩後、緊急失態を犯してしまった私は、善意ある方より失態解決を実現させていただきます。大幅なロスタイム発生と精神的ダメージを味わった直後だったので、登山をせずに直に、Home埼玉に帰宅するモードでした。しかし、交番のおまわりさんの対応の良さに元気付けられ、御礼共々「谷川岳」登山を宣言してから、交番を後にしていきます。


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谷川岳RW駐車場(500yen)に駐車してから、7時50分既に明るく且つ暑くなっている登山口に向かって、舗装道路を歩いていきます。


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既にRWは運行しており、多くのハイカーを天神尾根まで輸送したものと思われます。


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標高750m地点より、RW(往復2,000円、片道1,200円)を眺めていきます。


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登山指導センター前、そして西黒尾根登山口を通過していきます。


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今頃、到達していたであらう「白毛門」を望みながら、暫く舗装道路を歩いていきます。


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巌剛新道登山口まで、結構な距離の舗装道路を歩かされます。途中、現在地のわかる地図を見て、誤りの無いことを確認でき安心です。


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やがて、開けた場所に出てきました。白毛門・笠ヶ岳・朝日岳の山域を一望できます。


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こちらの場所が「マチガ沢」です。昔、マチガ沢の出会いには、三軒程宿があったらしく、畑や墓跡が残っているそうです。清水峠を越えて夕暮れ時に下ってきた人が、灯火を目にして「ああ、町が見える」と喜んで発した言葉が「マチガ沢」の由来のようです。


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マチガ沢に巌剛新道登山口があります。谷川岳山頂までは3.2キロです。


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登り始めていくと、すぐに石ゴロの登山道となっていき、躓かないように注意を払いながら登っていきます。


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小さな沢をいくつか横切り、汗ばんだ顔をきれいな水で洗い流していきます。時より周囲に咲いている高山植物で、目を癒していきます。


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高度を稼ぐに連れて、段々展望が開けていきます。白毛門、そしてマチガ沢を前方に見ながら登り込んでいきます。


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マチガ沢の見事な光景を目の当たりにして圧巻です!


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マチガ沢が良く見えるビューポイントに到達し、暫し自然の産物の観賞に浸っていきます。


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その先も急なガレ場の連続に、噴き出す汗の量は尋常でなく、水分補給をしながら高度を稼ぎにいきます。


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足元は、苔むした石ゴロが多く、ひと度気を抜けば、顔面殴打もあり得るくらいの難易度のある滑りが感じられます。遠方の清水峠方面を眺めては、今頃あの辺りかな?とため息を付いていきます。


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鎖場・梯子とアスレチックアイテムを活用しながら、高度を更に稼いでいきます。


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マチガ沢の雪渓を横目に、西黒尾根との合流地点「ラクダのコル」に到達です。


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天神尾根を眺めていくと、RW山頂駅が伺えます。


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正面に聳える森林限界となった岩場を、登り込んでいきます。


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振り返ると、ぐんぐんラクダのコルが遠ざかっていき、白毛門・笠ヶ岳・朝日岳が目線の位置に平行していきます。


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岩場は急峻と化し、難易度もアップしていきます。マチガ沢の岩壁の迫力さを感じながら、岩場と格闘していきます。道中、苦戦気味の山ガールを必死に励ましながら、登攀しているカップルハイカーが頑張っておりました。


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稜線上はガスリ気味になってきて、天神尾根方面から吹き付けてくる風が冷たくて気持ちがいい!眼下に見えるマチガ沢の雪渓より、かなり高度を上げてきたことが伺えます。


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稜線上に咲く高山植物を、目の保養として癒していきますが、植物名が分らない・・・・。下山後、山岳資料館で高山植物の本を頂きます。


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岩場では、ペンキを頼りに登攀していき、究極の一枚岩では、滑らないように慎重に上昇していきます。


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丁寧な登り込みを続けていくと、やがて「ザンゲ岩」に到達です。山頂までもうひと踏ん張りです。


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ニッコウキスゲは分かりました。もうひとつは・・・・・?


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そして、四ノ沢の頭を通過していきます。


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いよいよ、山頂アタック体制を整えていきます。


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ガスの流れが著しくなってきました。RW組のハイカーが集結してきて、山頂は大バッティング状態のようです。


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トマの耳は、ハイカーで大バッティングしていて、山頂アタックを仕掛けられない・・・。


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人だかりの隙を見計らって、山頂標識を激写していきます。トマの耳登頂成功です!樹林帯では大量発汗しましたが、3時間強での登頂です。


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展望盤を眺めても視界が利いていないので、オキの耳にサッさと向かうことにします。


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オキの耳に向かう稜線でも、多くの高山植物を確認できます。ニッコウキスゲぐらいしかわからねぇ~や・・・。


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一瞬、ガスの切れ間で視界が一部開け、鯨の背中のような形をした「苗場山」が確認できました。是非、山頂湿原にまたお邪魔してみたい山です。


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オキの耳にアプローチしていき、一気にアタックを仕掛けようと試みましたが・・・・。トマ程おりませんが、ハイカーが多過ぎる!


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ハイカーを掻きわけて、オキの耳にアタック成功です!


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オキの耳では、ハイカーたちの隙間を見つけて、コンビニおにぎりや非常食をいただいておりました。暫しの小休止後、ピストンでトマの耳に戻ります。再び苗場山方面の一部視界が、一瞬だけ開けていました。周囲のハイカーたちの歓声が湧き上がります。


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戻り道より、トマの耳を再確認すると、更にハイカーが増加状態です。狭い登山道は、渋滞が激しくなってきました。時間がずれると、RW組とのバッティングが激しさを増していくことを学習します。


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トマの耳は想定通り、足の踏み場も無い状態で、素通りしていきます。そして肩の小屋へと向かいます。


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肩の小屋周辺にも、多くのハイカーが集結しています。谷川岳の人気の高さが伺える一方で、ハイカーの多さにウンザリしていきます。


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肩の小屋周辺にも高山植物が咲いています。オオバセンキュウ?頂いた高山植物の本を見てもわからねぇ~・・・。


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家の用事で、19時までには自宅に戻らなければなりませんので、ゆっくりしていられません。雪渓の前を通過すると、冷気が当たり気持ちがいいです。


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下りは西黒尾根で下山して、稼いできた標高1,200mを勿体ないけど、下げなければ帰着できません。


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岩場の下りは、登り以上に急に感じられます。


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一枚岩の下りでは、左側の端を慎重且つ丁寧に下っていきます。岩場下りは、アスレチック感覚であるとともに手強さがあります。


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マチガ沢、白毛門・朝日岳と眺望しながら下っていきます。


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急過ぎる!そして危険な岩場・鎖場下りです。


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ラクダのコル、ラクダの背と、西黒尾根に向けて下り続けていきます。


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やがて、核心部の鎖場地帯へと進入していきます。それなりに手強さはありますねぇ。


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高度感たっぷりの危険箇所も出てきますので要注意です。眼下には、白毛門登山口がある土合橋駐車場が見えています。


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核心部を過ぎると、樹林帯の急降下地帯へと変化していきます。


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樹林帯下りのあまりの長さに、ウンザリ&疲労がピークに達していきます。土合1時間の道標からやたらと長く感じます。


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鉄塔の横に出て安堵しますが、西黒尾根登山口まで、必死に下っていきました。


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樹林帯下りで再び大量発汗をしたので、登山指導センター前の湧水で、顔を思う存分洗い続けていきます。とにかく気持ちが良かった!


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その後、谷川岳山岳資料館に立ち寄っていきます。ここでは、谷川岳の歴史を学ぶことができます。 


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山岳資料館のおばちゃんは話好きな方で、高山植物の本を無料で頂いたり、偶々立ち寄っていた昨年まで「肩の小屋」管理人をしていた「馬場さん」を紹介されたり、凄いおばちゃんでした。御蔭であの有名な「馬場さん」とツーショット写真を撮っていただくことができました。いい思い出になりました。

馬場さんは、大柄な方で、人を担いで救助したこともあるそうです。


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谷川連峰半馬蹄形を縦走する予定であったが、道の駅で財布を置き忘れて・・・・、と一連の経緯をおばちゃんに説明して、代わりに谷川岳を登頂してきた旨を伝えると、なんと!「谷川岳登頂証明書」を授与していただきます。英検の証書のように立派な証明書です。

資料館で、谷川岳を登頂してきたことをおばちゃんに申告すると、授与してくれるそうです。但し、本当に登頂してきたのか確認するため、山頂の様子などを質問されます。

現在は、みなかみ町長名ですが、以前は馬場さんの名前で発行されていたそうです。


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谷川岳山岳資料館を後にして、谷川岳RW駐車場に戻ります。本日はこのまま自宅に急行しなければなりませんので、予定していた「湯テルメ谷川」での癒し温泉はパスして帰宅しました。本日は、非常に長く感じた1日でした。


■天候:晴れ(山頂ガスリ) 

■出会った人:大多数ハイカー発生の為、カウント不能状態(登り巌剛新道にて2名)

■タイム:7:50~15:12(休憩含)

■形態:単独

■水分:3.5L(ペットボトル500ml:7本持参)⇒水欠寸前のギリでした。

■その他: 

★谷川連峰半馬蹄形縦走、挑戦意欲をMAXにしておきながら、的外れな失態により、大幅なロスタイムと精神的大打撃を喰らって、計画変更を余儀なくされました。いつの日か再挑戦してみたいと思っています。やはり、谷川の山域は一番好きな山域なので、何度でも通い続けますよ!おまわりさんにもそう宣言してきました。

★谷川山岳資料館に始めて立ち寄りました。気さくなおばちゃんは、親切に色々な資料を私に提供してくれました。何と言っても「谷川岳登頂証明書」を頂けたのは、儲けものでした。正直嬉しかったですね。

それから、肩の小屋前管理人の馬場さんに、お会いできたことも非常によい思い出になりました。山と渓谷の谷川岳特集で、馬場さんが掲載されていたことがあり、それ以来偉大な存在感を持ち合わせている方と感じておりましたので、ここでツーショット写真まで撮れるとは。財布を置き忘れて疲弊していた精神力に、ビッグなサプライズを与えていただきました。

★当日は、「道の駅水紀行館」⇔「土合駅」間(片道10Km)往復3回(累計60Km)走行しました。車の燃費が嵩むと同時に、精神的燃費と肉体的燃費を大量費消してきました。

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