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駅からハイキング深谷駅 2011/11/13 渋沢栄一のふるさとを歩く(番外編)

駅からハイキング深谷駅編 渋沢栄一のふるさとを歩く 歩行距離16K

 

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約5ヵ月ぶりに駅からハイキングに参加です。今回はJR高崎線深谷駅です。関東の駅百選に認定される駅で、東京駅丸の内口駅舎を建築する際、市内にあった日本煉瓦製造の煉瓦を使用したことから東京駅をモチーフとしたつくりとなっています。

 

(ルート):深谷駅⇒旧深谷宿常夜燈⇒福川鉄橋⇒備前渠鉄橋⇒ホフマン輪窯⇒煉瓦史料館⇒誠之堂・清風亭⇒尾高惇忠生家⇒渋沢栄一記念館⇒中の家⇒道の駅おかべ⇒中宿古代倉庫跡⇒岡部駅


 

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前日に群馬県渋川市にある1峰を登頂する計画を立てていました。しかし、駅ハイの当日キャンセルを検討してみますが、もう一度コース内容を一読すると面白みを感じ行ってみたくなりました。そこで、駅ハイ参加希望の知り合いのKさんと深谷駅合流で本日のハイキングを決断します。自宅最寄駅の駐車場に車を停めて駅に向かいます。


 

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パスタがおいしいと評判の「アルデンティーノ」の前を駅に向かってウォーミングアップです。


 

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既に駅ハイ参加者らしきハイカーがホームにいました。8時16分乗車して深谷駅に向かいます。


 

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45分ぐらい乗車して深谷駅に到着です。受付を済ませてコースマップとバッジを頂きます。


 

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深谷駅は、まるで東京駅丸の内口に出たのかと錯覚を起こさせるような立派な煉瓦造りの駅舎でした。


 

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Kさんと合流し9時ジャストハイキング開始です!まずは階段を下っていくと、なんと!深谷市のイメージキャラクター「ふっかちゃん」に遭遇します。


 

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ふっかちゃんとツーショットを決める市民たちを横目に私もふっかちゃんとツーショットを撮ってほしくなりました。しかし、ふっかちゃんとのツーショットチャンスもありましたが、なぜか我慢です。どうして我慢なのか自分でもよくわかりませんが、そのように堅く決断しました。


 

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矢印の方向に向かい線路沿いを歩いていきます。埼玉グランドホテルを目前に眺望します。


 

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その先にある煉瓦の橋で釣りを楽しんでいるオヤジがいました。そのオヤジはハイカーの注目の的となり、話し掛けられたり、いじられたりいい迷惑を受けていました。


 

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自転車用と歩行者用が分離されている道を歩いていきます。この暫く続く分離道はよく整備されていました。これなら歩行者と自転車の事故は発生しませんね。


 

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高さ4mの中山道中最大の常夜燈「旧深谷宿常夜燈」を見学してそのまま進みます。


 

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ねぎ畑を見ながら煉瓦工場に向かいます。深谷ねぎは日本一の生産量を誇っています。


 

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途中にある福川鉄橋を目指します。煉瓦道も見事です。


 

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間もなく福川鉄橋に到着です。日本煉瓦製造㈱が深谷駅から工場まで敷設した専用レールの一部が移設されてここに保存されています。


 

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深谷5号地下道を抜けると再び甘い香りが漂うねぎ畑が現れます。


 

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先をたんたんと進んでいくと国指定重要文化財「備前渠鉄橋」に出ました。


 

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普通の歩道になっていましたが、脇から見ないとよくわかりませんね。これも同じく日本煉瓦製造㈱が敷設したレール跡地の一部です。


 

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いよいよ次は本コース核心部とも言える「ホフマン輪窯」です。遠方に煙突が聳え立つ工場を視界に捉えます。


 

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楽しみにしていたホフマン輪窯に立ち寄り、まずは脇から覗かせていただきます。一部震災の影響で傾いているようです。


 

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正面に廻り順番待ちで窯内部を見学いたします。奥まで進入できるかと思っていたのですが、正面側も震災の影響で入口からの見学になります。

 

ホフマン輪窯は、ドイツ人煉瓦技師ホフマンが考案した連続焼成可能な輪窯で、明治40年に造られた長さ56.5m、幅20m、高さ3.3mの規模を有する建造物です。ここで焼かれた煉瓦は、赤坂離宮や東京駅などの近代建築に使用されています。


 

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見学を終えると輪窯行列ができていました。外では獅子太鼓の実演、渋沢栄一の言葉として今、日本に必要な精神「短所は自然に消滅する」看板が設置されていました。


 

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イベント会場では、豚汁の匂い(熟女のフェロモンではございません)に誘われて1杯100円でおいしく頂きます。具に入っていた深谷ねぎがめっさ、たまらなくまいうー!でした。


 

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ゴチ後、隣接してある煉瓦史料館(旧事務所)に立ち寄ります。煉瓦が展示されています。一般公開の開館日は毎週金曜日のみだそうです。


 

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そして敷地内にある旧変電室も重要文化財として保存されていました。


 

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一級河川の小山川沿いの土手道を歩いていきます。


 

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土手沿いから見える作業場には、ミニSLがあり敷地周囲にミニレールが敷かれていました。裏手には震災の影響と思われる民家の瓦が痛々しく見えました。


 

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土手道をひたすら歩いていくと誠之堂・清風亭のある地点に出ました。


 

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誠之堂(せいしどう)は、渋沢栄一の喜寿(77歳)を記念して大正5年に建築された英国風の建物です。


 

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清風亭は、大正15年にスペイン風に建築されました。


 

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再び渋沢栄一の言葉「決して落胆し決して失望すべからざるなり」を肝に銘じて土手道を歩いていきます。


 

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尾高惇忠(おだかあつただ)生家に到着です。尾高惇忠は渋沢栄一の従兄弟で、栄一の論語の先生でもあったそうです。


 

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見学が終わり正面に廻り込むと、駅ハイハイカーとは別の大軍団のハイカーが集結してきました。駅ハイハイカーとの大バッティングが発生中です。すぐに現場を逆方向に遠ざかります。


 

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いよいよ渋沢栄一記念館前に到達です。記念館前では、イベントが行われていて駅で見かけたふっかちゃんも登場していました。


 

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記念館に入館して特に気になったのがこの記事です。伊藤博文と最後まで接戦状態であったという幻の「渋沢栄一の千円札」です。決め手は偽造防止のヒゲだとか・・・残念です。


 

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気がつくと記念館にふっかちゃんが乱入していました。幼児がツーショットを嫌がり泣き叫びます。私はチャンスと思いツーショットを狙いますが・・・我慢です。

 

出口には深谷市民が集結しています。大混雑なのでチャッチャカ抜け歩きしていきます。


 

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そして本コース最大のメインディッシュとも言うべき、渋沢栄一の生家「中の家」の敷地に入ります。


 

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栄一が里帰りの際、実際に寝泊まりされた部屋が奥にありました。


 

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その後車道歩きに入り小山川を渡ります。


 

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たんたんと進んでいき道の駅おかべで小休止します。


 

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中宿古代倉庫群跡を見学していきます。工法の異なる2棟の倉庫が復元されていました。


 

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最後は岡部駅に向けて驀進していきます。


 

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岡部駅に無事ゴールです。丁度上り列車が行ってしまい、25分待つことに・・・。岡部駅周辺を暫く眺めていきます。


 

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14時21分上野行きに乗車します。


 

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ホームに戻り駅舎を見つめていると、無性に煉瓦に立て直したくなってきました。


 

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ショッピングモール街手前駐車場に置いてある車を回収して帰路につきます。


 

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自宅に戻り本日GETしたバッジを並べてみます。別にバッジのコレクターではありませんが、渋沢関連バッジを手に入れ童心の頃を思い出してきました。

 

久しぶりの長距離アスファルト歩きでした。山道とは異なり舗装道路はクッションとならず、直接衝撃を膝、足裏に受けます。本日のレポ作成時点で脚部が痛いです。癒し温泉も無かったことだし早寝で疲労を回復させようと思います。

 

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