« 伊豆ヶ岳~子ノ権現 2011/3/4 挑戦的日帰り縦走シリーズ | トップページ | 丸山 2011/4/18 »

奥多摩むかし道 2011/4/16 ハイキングシリーズ

奥多摩むかし道  東京都奥多摩町

Okutama_mukashimichi_20110416_010

震災後、暫く自粛していたハイカー修行を久々に実行してみることにしました。

「鈍った身体を解消したい!」同じくメタボで悩んでいる役人時代のN先輩を引きつれて奥多摩町にあるむかしみちを歩いてみることにしました。

奥多摩むかしみち」は、奥多摩駅⇔奥多摩湖を結ぶ旧青梅街道で、懐かしい山里の風景を楽しみながら歩ける人気のあるハイキングコースです。

(ルート)奥多摩湖水と緑のふれあい館⇒浅間神社⇒縁結び地蔵⇒白髭神社⇒桧村集落⇒羽黒三田神社⇒奥多摩駅(約10K)⇒バス乗車奥多摩湖


Okutama_mukashimichi_20110416_001 Okutama_mukashimichi_20110416_003

国道411号を奥多摩駅⇒奥多摩湖方面に走り、水と緑のふれあい館の駐車場から10:30スタートです。


Okutama_mukashimichi_20110416_004 Okutama_mukashimichi_20110416_006

むかし道の案内版に沿って歩き始めます。メタボで苦戦した武甲山縦走はもうやらない!と宣言され、むかし道でウォーキングのリベンジとする先輩の勇姿です。


Okutama_mukashimichi_20110416_012 Okutama_mukashimichi_20110416_017

水根バス停からむかし道への入口があります。暫く舗装道路を登っていくと二宮金次郎の置物が見送ってくれていました。


Okutama_mukashimichi_20110416_022 Okutama_mukashimichi_20110416_023

更に進むと「熊出没注意」張り紙がありました。平成20年9月にランニング中の男性が熊の親子に襲われ大怪我をした事故のことです。登山家の山野井氏の事故のことでしょうか・・・?

そしてこの警告に先輩がビビり熊鈴を付けてくれと懇願されます。しかし、里山コースのハイキングということで本日は持参しておりませんでした。


Okutama_mukashimichi_20110416_026 Okutama_mukashimichi_20110416_029

民家(陶芸家)の前を通り、陶芸家らしきオヤジから「どこ登るんだい?」と聞かれ「むかしみちです。」と回答するとなんだぁ・・・みたいな返答でした。

装備が登山用だったからでしょうか。


Okutama_mukashimichi_20110416_032 Okutama_mukashimichi_20110416_038

水根観音の前でハイキング安全祈願をしていきます。途中分岐道では、左上集落がある方向に入って行きます。


Okutama_mukashimichi_20110416_040 Okutama_mukashimichi_20110416_041

どこか懐かしい山里の風景を感じられるむかし道です。奥多摩湖の展望も利いておりました。


Okutama_mukashimichi_20110416_043 Okutama_mukashimichi_20110416_046

民家の間にある細い路地を風景を懐かしみながら歩いていきます。


Okutama_mukashimichi_20110416_052 Okutama_mukashimichi_20110416_054

むかし道の軽いアップダウンを繰り返していきます。双方向でスタート可能なむかし道には案内表示板がありますので迷うことはありません。


Okutama_mukashimichi_20110416_057 Okutama_mukashimichi_20110416_058

枯れ葉を踏み込みながら山道を通過していくと、先輩所有のドコモ携帯から地震速報が鳴り響きます。私の携帯はソフトバンクなので、地震速報の機能が付いておりません。栃木県内で大きめの地震があったようです。この付近では全く感じることはできませんでした。

この地震とは無関係ですが、レスキュー隊のサイレンが鳴り響いていました。事故でしょうか?


Okutama_mukashimichi_20110416_062 Okutama_mukashimichi_20110416_065

再び民家の庭?のような場所を遠慮しながら入り込みます。


Okutama_mukashimichi_20110416_066 Okutama_mukashimichi_20110416_069

下り坂では左側の畑作部分に金網が張られておりました。野生動物対策でしょうか。

この近辺では猿の集団が出没するようです。


Okutama_mukashimichi_20110416_071 Okutama_mukashimichi_20110416_072

旧青梅街道の舗装道路に出ました。むかし道全体図の案内版もあり、現在地を確認することができます。


Okutama_mukashimichi_20110416_074 Okutama_mukashimichi_20110416_078

長閑な山間部で小休止をとり、脚部をリセットさせてから再び歩きはじめます。


Okutama_mukashimichi_20110416_081 Okutama_mukashimichi_20110416_083

むかし道道中にある”道所橋”に立ち寄ります。”この橋を渡る際、五人以上で渡らないでください”との忠告があります。渓谷からの高さは100Mぐらいあり高度感があります。

橋は左右に揺れやすく、安全を考えて5人以上は止めてくれとのことでしょう。


Okutama_mukashimichi_20110416_089 Okutama_mukashimichi_20110416_090

再びむかし道に軌道修正します。むかしの馬の水飲み場の前を通ります。


Okutama_mukashimichi_20110416_096 Okutama_mukashimichi_20110416_097

しだくら橋”こちらも五人以上で渡らないでくださいの注意書きがあります。


Okutama_mukashimichi_20110416_098 Okutama_mukashimichi_20110416_103

先程の橋よりは揺れが小さいですが、足元に隙間があり真下が見通せます。高所恐怖症の人は厳しいですね。


Okutama_mukashimichi_20110416_109 Okutama_mukashimichi_20110416_111

再び集落を通り抜けて行くとトタン屋根の家がありました。この辺りは地震の影響はなかったように感じました。

自宅周辺では瓦屋根が崩落している家が数軒ありましたが、やはり山の地盤は強力なのでしょう。


Okutama_mukashimichi_20110416_116 Okutama_mukashimichi_20110416_117

”弁慶の腕ぬき岩”です。高さ3メートルの自然岩で、下部に腕が入る程の穴があるそうです。


Okutama_mukashimichi_20110416_119 Okutama_mukashimichi_20110416_120

白髭神社の階段前に出ました。1歩1歩登り込んでいきます。


Okutama_mukashimichi_20110416_122 Okutama_mukashimichi_20110416_123

おっ・・見えてきました。な・な・んと厚い一枚岩が覆いかぶさっております。大地震では無傷?だったのでしょうか。数ミリぐらいはずれたのでは?


Okutama_mukashimichi_20110416_135 Okutama_mukashimichi_20110416_136

集落方面に進んでいくと桜がきれいに咲いておりました。


Okutama_mukashimichi_20110416_137 Okutama_mukashimichi_20110416_139

集落一帯は山の斜面を切り込んで造られており、災害対策は万全なのか?と素人的に考えてしまいます。その集落では犬が道端に飼われていて、犬好きの先輩は写メを撮りまくっていました。

犬小屋には”噛みつくことがあるので注意!”の警告版あり。


Okutama_mukashimichi_20110416_150 Okutama_mukashimichi_20110416_156

前方に見える階段を登り込み、その後集落内をダウンしていきます。


Okutama_mukashimichi_20110416_158 Okutama_mukashimichi_20110416_163

ちょっとした桜並木を通り過ぎ、なぜか懐かしさを感じながら舗装道路を奥多摩駅方面に進みます。


Okutama_mukashimichi_20110416_164 Okutama_mukashimichi_20110416_167

バテ気味の先輩がトイレに併設されているベンチで座り込みます。ゴールまではもう少しの辛抱です。

”喝”を入れて林道方面に向かわせます。


Okutama_mukashimichi_20110416_168 Okutama_mukashimichi_20110416_171

すると廃線道が見えてきました。先輩と廃線まで下りてみることにしました。


Okutama_mukashimichi_20110416_172 Okutama_mukashimichi_20110416_175

急坂を下った先には、出口の見えないトンネルがありました。ザックから懐中電灯を取り出して進入してみることにしました。


Okutama_mukashimichi_20110416_178 Okutama_mukashimichi_20110416_183

進入してみるとトンネルは奥の方で右カーブしており、一寸先は不気味な暗闇で一人で中に入るには勇気がいります。300M先で出口に出ましたが特に何もありません。

無駄足を踏んだとして、先輩は蓄電池用の懐中電灯のサイレンを手動で、ウンウン鳴り響かせて怒りながら戻ります。


Okutama_mukashimichi_20110416_184 Okutama_mukashimichi_20110416_191

トンネル先の林道を登っていき、今度は長めの下り坂が待っていました。意外と膝上部の筋肉が突っ張るような急坂です。


Okutama_mukashimichi_20110416_194 Okutama_mukashimichi_20110416_195

この長い急坂は「羽黒坂」といって、羽黒神社の下を通っており旧青梅街道時代、木炭運びの荷役の人々がたいへん苦労されて登られた坂だそうです。躓いたら顔面から逝きそうですね。


Okutama_mukashimichi_20110416_198 Okutama_mukashimichi_20110416_200

むかし道のゴール地点(奥多摩駅からはスタート地点)に到着です。そしてバス乗車のため奥多摩駅に向かいます。むかし道の行程はややゆっくり歩きで約3時間半でした。

奥多摩駅に着くと同時に、奥多摩湖方面行きのバスがドアを閉め出発準備に入るところでした。そこで、いきなり先輩が今にも発車しそうなバス正面に仁王立ちしてバスを停車させ、我々を乗車させることに成功させました。っていうか顰蹙かいそうな停車行動はやめてほしいです!

その後、出発地点の「水と緑のふれあい館」で食事をとり、むかし道ハイキング企画の終了となりました。

先輩と反省会をやり、むかし道で少し脚慣らしができたようだから、次回は秩父御岳山(1081M)登頂はどうかと提案してみました。回答は、実力が伴っていないからもっと低山で企画を展開してくれとのことでした。ただいま検討中・・・。

 

« 伊豆ヶ岳~子ノ権現 2011/3/4 挑戦的日帰り縦走シリーズ | トップページ | 丸山 2011/4/18 »

奥多摩 むかし道」カテゴリの記事

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 奥多摩むかし道 2011/4/16 ハイキングシリーズ:

« 伊豆ヶ岳~子ノ権現 2011/3/4 挑戦的日帰り縦走シリーズ | トップページ | 丸山 2011/4/18 »

2020年9月
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30      

カテゴリー

山仲間

  • ゆうやけハイカー by ゆうやけsan 
    四季を通して、日帰り山歩きと山麓付近の温泉を堪能しております。単独行動が多く、その想いを小さな ストーリーにして登る日があります。 腰痛(ヘルニア)とお付き合いしながら、日常生活と違った大自然 を相手に、移り変わる景色や花々や木々を見ながら野山を満喫し、日頃の疲れを癒している日もあれば、 時に挑戦的な登り方をしてストレスを発散している日の私もいます。・・・何れにせよ、山からの帰着後は 充実感がいっぱいです。
  • ちょっとずつ登って行こう~ by まるこsan 
    自分のレベルにあった山からちょっとずつ・・・この夏は、北アルプス、南アルプスに行きましたぁ。 山頂でのビール(最近はノンアルコールビール)が楽しみ♪ ずっこけ山女子の登山日記。
  • 雪椿日月抄 by yukitsubaki san 
    登りたい山が山ほど?!ヨッシャー・ガンバ☆ ◆2007年4月7日 初めてブログをUPしました。 ◆いい汗を流して山登り、キューッと絞れたナイスバディーにニンマリ!! 黒く日焼けしたフェイスに、女心も複雑。純白の雪山にココロを奪われ!新緑に被われた山にココロをときめかせ!登りたい山は海外にココロを、ら・びゅ~ん!
  • AAマダム
    ウエストを保つためと称して登山(なかなか保てませんが・・・) 軟弱登山が大好きで、時々ハード。 冬は南国、夏はアルプスをポレポレ歩き、時々世界に飛び出して、山や街を徘徊? 最近、考古学にはまっています。
  • しあわせのハイキング道 by たねsan
    皆様のシアワセな笑顔がなによりの養分です。どうかこの種が大きく育つようあたたかいコメントをお願いします。皆様の笑顔のためにがんばって更新していきます!(〃⌒∇⌒)ゞ♪
  • ひまじんsan
    群馬県高崎市の郊外で暮らしている団塊世代のひまじんです。 2010年初夏、40年あまりのサラリーマン生活を卒業し、フリーになった時間を有効に活かすため、体力のあるうちに出来るだけ多くの山を歩きたいと思っています。 山歩き6年目突入のひまじんさんの丁寧で参考になるレポをご覧ください。
  • 季節を感じて♪ by でんsan
    谷川連峰馬蹄形縦走挑戦時に出会った同士のサイトです。 ~紹介文~ 群馬の山のないところに住んでいます(^^​) ​山と温泉、おいしいものが好き♪
  • のほほん山歩き by rin san
    のんびりと群馬県の山を歩いています~ ソロで歩いても、みんなと歩いても、山歩きって楽しい♪♪♪ 目指せ!!カッコイイ山マダム(^O^)/
無料ブログはココログ